2018-01-01から1年間の記事一覧

漢方と心療内科で、悩む人に光を当てる

年末に際し、いつも駄文にお付き合いいただきお礼を申し上げます。今年もありがとうございました。 1年を振り返りつつ30年に及ぶ相談人生を通して、現在感じていることをまとめてみたいと思います。 私の相談は、漢方(東洋医学)と心療内科(心身医学)…

風邪を早く治したいときの薬の選び方

今年も残すところ2週間。来週22日は冬至で、23日以後は昼の時間が少しずつ伸びてゆきます。寒さのピークは1〜2ヶ月遅くなりますが、日が長くなるのは気分的にもいいものです。ただ、年末年始の慌ただしさや冬の寒さ、忘新年会による生活の乱れ、・・…

朝食を抜くことのデメリット

朝、布団から出るのに少しばかり勇気が必要になってきました。年を取ったせいではありません。寒いのです。目は覚めていても布団の温もりが私を引き留めるのです。無理して出れば、温まっていた身体は冷気にビックリして血圧が上がることでしょう。活動を始…

マインドフルネスと慢性疼痛

「〜〜病に漢方薬は効きますか?」という質問をされることがあります。「もちろんです。ただ、やってみないと分かりません。」と答えるようにしています。本音のところでは、漢方薬の専門家にとって「効く」のではなく「効かせている」のです。病態と体質を…

トイレ、その後に

スプレー消臭剤の話ではありません。日本人の清潔志向は「臭い」にまで及び、消臭剤のCMを見ない日はないでしょう。最近は「スメハラ」なる言葉も登場し、新たなハラスメントとして定着しているようです。そして、他人の臭いには敏感でも、自身の臭いには…

耳鳴りにカウンセリング

1年近く前にシリーズとして放送されたNHKスペシャル「人体」を見た人も多いと思いますが、私たちの身体は複雑なネットワークを構成しています。医学の進歩は、現在の臓器中心の研究により得られたのも事実ですし、器質的な多くの病気が治ってきました。し…

睡眠・便秘と免疫のビミョーな関係

風邪・インフルエンザの本格的シーズンを前に、10月31日放送のNHK「ためしてガッテン」はタイムリーな内容でした。要約すれば、3〜4行程度で済むかもしれませんが、さすがバラエティー番組です。退屈させずに難しい内容をわかりやすく45分で伝え…

あなたの疲れ目、ドライアイでは?

早いもので10月も終盤です。平成もあと2ヶ月かと思うと、何とも複雑な気持ちになりますね。もっとも新しい年号を楽しみにしている年代もあるでしょう。若さとは、いいものですね。 私も年齢には勝てず、老眼が始まりメガネのお世話になっております。今ま…

ガンと便秘の微妙な関係

冷たい大陸高気圧に日本列島が覆われるようになりました。「暖冬」との予想にも、天邪鬼の私は「大雪かな?」などと思ってしまいます。どっちにせよ本格的な冬を迎える前に、快適な秋を楽しみたいものです。読書に、レジャーに、飲食に、・・・、日常とは違…

インフルエンザ予防にビタミンD

今また台風25号が来ています。先週の24号に続いてですから、どんな影響を及ぼすのか気掛かりです。ただ、不要不急の外出を控え自分の身の安全を最優先しましょう。天気予報のコース予想を見る限りでは、日本海側を大きく回るようですが過ぎ去るまでは油…

子どもの風邪症状と薬

猛暑だった今年の夏は、海水温も高いせいでしょうか台風の発生も多いようです。土・日を挟んで列島にどのような影響を及ぼすのでしょうか。できるだけ不要の外出を控え、台風情報を確認しながら安全を確保しましょう。と言いながら、私は明日、新潟市での日…

飲酒するならチアミンも一緒に

秋雨前線が行ったり来たりで、9月の天気はぐずついています。真偽のほどはわからないものの「1年間に降る雨の量(雪も含めて)は一定である」という説があり、ある程度納得させられます。それにしても、からっとした秋晴れが待ち遠しいですね。連休にアウ…

産後うつについて

まるで「地球が怒っている」ような災害が全国で起きています。どんなに文明が発達しても自然災害の前では、人間なんて無力だと何度思ったことか。地震は事前の予想が難しいものの、風水害はある程度予想が立ちます。少し早めの行動で、被害は最小に抑えられ…

帯状疱疹後神経痛への対応

秋雨前線が元気過ぎる!最近の傾向として、集中的に降るので被害が大きく、ニュースからは目が離せません。それと、いつ我が身に降りかかるかわからないので、やはり避難対策として準備も忘れてはならないでしょう。「ここは大丈夫」という例外は、もはや幻…

私が、食事も重視するわけ

暑さのピークはようやく過ぎたようで、新潟県の辺りには秋雨前線がウロウロしています(私事ながら、稲刈りの始まる頃に現れないで欲しいのです)。でも、本格的な秋も間近で、芸術の秋、食欲の秋、行楽の秋、・・・ですね。いろんな意味で、せっせと蓄える…

間質性膀胱炎と慢性頭痛

薬剤師仲間との勉強会で発表することがあり、「中枢感作」について改めて調べてみました。中枢感作とは、簡単に言えば脳の誤認による異常感覚(量的でもあり、質的でもあります)のことです。例えば、最近では慢性腰痛に対して認知行動療法という心理療法が…

軟膏・クリームによるかぶれ

日本全国どこへ行っても暑い夏、でも今年は非常に暑い!そんな中、明日から京都でのブリーフサイコセラピー学会に参加してきます。基本的に会場内はエアコンで問題ないはずですが、盆地の京都の気温を天気予報で知るとガッカリしますね。それでも、スキルア…

タイ洞窟の少年たちを救った瞑想法

西日本を集中的に襲った豪雨は、予想以上に大きな被害を残しました。大勢の亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様と関係者の皆様にお見舞い申し上げます。14年前の新潟・福島豪雨では我が家の周りも被災された方が大勢出ました(…

不妊症相談で糖尿病の予防?

西日本では、早々と梅雨明けしたと思っていたら、西日本を中心にひどい大雨に見舞われています。最近の天候は極端になっていて、晴れが続けばほとんど雨が降らず、雨になれば局地的なゲリラ豪雨となったり、天候さえも油断のできない時代になったのでしょう…

夏の冷え症にご用心

富山県で、一瞬耳を疑うような事件が発生しました。いったい彼に何があったのでしょうか? 事件の前には、勤務先でのトラブルがあったと報道されています。確かに、頭に血が上ることは誰しもがありますが、殺人事件に発展するようなレベルの逆上は常識では考…

睡眠障害と全身炎症

私の漢方の恩師、寺師睦宗先生が永眠されて約100日にあたる6月17日、私ら教え子を中心に関係者が集まり「お別れ会」を開きました。皆、それぞれに思い出があり、いろいろなエピソードを聞かせていただきました。寺師先生は、政治や歴史に対する話題が…

糖尿病はがんになりやすい

現在、肥満は多くの病気の原因になることが広く知られています。肥満というよりも脂肪細胞という方が正しい表現かもしれません。なぜなら、決して肥満ではない若い情勢でも脂肪肝が見つかるからです。そして、その脂肪細胞からは種々の生理活性物質が分泌さ…

女性の低体温と月経異常

今年は、いわゆる積雪地帯でも豪雪の印象が強かったと思いますし、例年なら春先に降る指雪が関東地方では複数回の大雪で都市機能が麻痺するなど、相当の長期的視野で見れば「やはり氷河期に向かっているのでは?」などと勘ぐりたくもなります。一方、夏にな…

尋常性乾癬に除脂肪ダイエット

5月は初夏という爽やかなイメージが以前はあったような、そんな気がします。しかし、本格的な夏の始まりと思って、それなりにいろいろな対策を始める方がよさそうですね。日焼け対策、熱中症対策、虫刺され対策、食中毒予防、ダイエット、夏バテ対策、など…

西城秀樹さんの脳梗塞を考える

先日、歌手の西城秀樹さんが63才という若さで亡くなりました。私と同世代の人にとっては、青春時代のトップスターの一人であり、とりわけ女性には熱狂的なファンが多くいました。みんな、オジサン・オバサンになっていますが。今回の直接の死因は心不全と…

坂口憲二さん、特発性大腿骨頭壊死症に

寒暖差が例年以上に激しいと感じるのは私だけでしょうか?4月・5月は朝晩の冷え込みがあるものの日中はとても穏やかで過ごしやすい気候だと思っていました。何にしても、温度の乱高下で体調も不安定になっています。持病のある人はコントロールが悪くなっ…

虫刺されに注意して楽しいGWを

いよいよGWに突入ですね。私は毎年のことながら、田植えなど春の農作業で、出掛ける所は田んぼしかありません。天気予報では、GW前半は初夏並みに気温も上昇するとのことです。当然のことながら熱中症に気を付けて行動してほしいものです。特に、窓を閉…

紫外線ケアで眼を守る

大寒波に覆われた1月・2月とちがって、3月以降は急に暖かい日が続いています。おかげで、いつの間にか桜前線も過ぎ去り、春を楽しむ余裕もなく全国的に夏が訪れたような天候ですね。熱中症に対する注意も始まりましたし、暑さや日光による対策を怠らない…

マライアキャリーさん、双極性障害に

人は誰しも気分の浮き沈みがあります。宝くじで1億円が当たれば、毎日豪遊するかもしれませんし、大失恋すれば世紀末のように感じられることでしょう。人生はいろんな出来事があり、一喜一憂、喜怒哀楽の連続です。しかし、1億円でも使えばいつかは無くな…

産後うつへの対応

偶然が重なり、当薬局では相談者の妊娠ラッシュとなりました。妊活をされていた方もいますし(おめでとうございます)、別の目的で漢方薬を飲んでいた方もいます。でも、重なる時は重なるものですねぇ。ちょうど、このタイミングで、朝日新聞の「産後うつ」…