停滞した前線の付近では、いろいろな災害が起こるものですね。昨日の群馬県館林での竜巻被害は、日本とは思えないような大きさの被害となりました。避けようがない天災とは言え、前線付近ではこのようなこともあり得ると肝に銘じていたいものです。
6月から大幅に変わった改正薬事法ですが、2年位前にも変更があり、今まで薬局で買えた膀胱炎の抗菌剤が買えなくなりました。私のような漢方屋には大きな影響はありませんでした。
もともと膀胱炎用の抗菌剤は副作用の頻度も高く、安全性を考えて私は漢方薬で対応してきました。漢方薬でも充分効果もあり、日数や金額の点でも満足できるものでした。法律が変わった今でも同様です。
ドラッグストアではチョレイトウが膀胱炎用の漢方薬として販売されていると思います。漢方のプロとしては当然チョレイトウだけでは不十分で、ゴレイサン・リョウキョウジュツカントウ・トウキシャクヤクサン・キボクジンガン・ハチミジオウガン・・・など体質や症状を考慮して選択します。
膀胱炎の多くは細菌性の膀胱炎ですから抗菌剤が医師から処方されます。そして水分をたくさん摂って菌を洗い流すよう指示されますね。漢方家はこの一律な指示には反対で、冷えが原因の膀胱炎に水分(特に冷たい飲料)の摂取は逆効果だと考えるのです。早く治すには水分の摂り方も症状に合わせて指導する必要を感じます。
私ら漢方家に多い膀胱炎の相談には、菌が見つからないとか抗菌剤を長く続けているけど治らないというケースもあります。この場合は間質性膀胱炎を考慮しなくてはいけません。間質性膀胱炎であっても漢方薬にはきちんと対応する薬が見つかりますので、気になる方は一度ご相談下さい。
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