タレントの酒井法子さんが覚醒剤使用の疑いで逮捕されました。酒井さんの失踪を「犯罪者の身内としての心情が理解できる」と同情する声もあっただけに残念でなりません。グリーフケアという言葉がありますが、出来事の当事者だけでなく身近な人の”こころのケア”にも忘れず目を向ける必要がありますね。子どもさんの人格形成に悪影響が出ないことを願っています。
今年は全国的に夏らしさに欠けた天候が多いようです。豪雨による水害では何人もの被害者が出ました。今朝の静岡県での地震では被害が意外と少なかったことが救いでしたね。夏と冬では避難所生活でも体力の消耗が違いますから、備えがあったせいだと考えたいものです。
さて夏の疲れには一般的にビタミン剤が使用されます。特にビタミンB1が中心になりますから、食事でも豚肉とニンニクの組合せが効果的だと紹介されるわけです。ただビタミン剤だけで解決できない疲れも存在します。今まで私は精神的な疲れと理解してきました。
ストレスや夏の暑さで睡眠が不十分になり脳の回復が遅れると考えていたわけです。この他、漢方的には循環器系の弱りとみることもあります。ショウミャクホウ・セイショエキキトウなどという夏バテを回復する漢方薬もありますし、夏の疲れと言ってもいろいろなタイプがあるのです。
今回新たな考え方を知りました。夏の疲れは細胞の障害だとする考え方です。日光に当って疲れた経験がありませんか?日光の紫外線により細胞が傷つき、細胞の修復をするために大量のエネルギーを必要とするとの考え方です。
全てのケースに当てはまるわけではありませんが、夏の野菜には日光の紫外線から細胞を守る活性酸素消去物質が多く含まれていることを併せて考えると納得することもできます。もとより漢方薬は抗酸化物質の集合体のようなものですからビタミン剤が入っていなくても漢方薬が効く理由が一部説明できますね。
今年はこれからどの程度の天候になるかわかりませんが、外で活動する場合には美容面だけでなく疲れ予防からも紫外線対策が重要なようです。逆に一部の方が行っている日焼けサロンで皮膚ガンの可能性が指摘されてますから、愛好者はご注意下さい。
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