昨日、残念なことに新型豚インフルエンザにより3人の少年少女が亡くなりました。このニュースを聞くとやはり恐ろしいと考えたくなりますが、数字の上からは特に死亡率が高いとか脳症を発生しやすいとか脳症による死亡率が高いなどのことはありません。
感染者数がそれだけ多くなっているので目立ってきているだけです。ただ脳症で亡くなった高校生は通常の季節性インフルエンザでは発症しにくい年齢です。サイトカインストームとの見方もありますが、ハッキリした見解はまだわかりません。情報を正確に分析して落ち着いた行動をしましょう。
今も流行っているのでしょうか、ネイルアート。爪を含め指先のきれいな女性っていいですよね。でも爪の健康を考えている人って多くないように感じます。ネイルアートにしろマニキュアを塗るにしろ、健康な爪があってのこと。
貧血気味の人では爪が反り返ってくることがあります。また爪が波をうったり割れたりすることもありますね。私も時々爪が割れることがあります。私の場合は主にシャッターを開ける時に引っ掛けるのですけれど・・・。
私達の身体は中心部に重要な臓器があり、血液や栄養は優先的に重要な臓器に流れやすくなっています。手や足が重要でないとは言いませんが、どちらが重要かと言えば内臓がより重要ですよね。
ですから体温が低下してくれば手足に行く血管は縮み(無駄な放熱を防ぐと同時に)内臓に集中的に血液を送り機能を保とうとします。結果的に手足は冷たくなります。このことは爪や髪の毛など末端にある器官は、栄養や血液が充分ないと健康な状態を保てないとも考えられます。
爪が割れる主な原因は、栄養状態とも考えられていることから、まず食事を含めて生活習慣を見つめなおしてみましょう。仮に原因が他にあっても、生活を見直すことは健康な身体作りに大切なことですから。
またマニキュアを頻繁にされている方だと爪が乾燥して割れていることも考えられます。除光液は脱脂作用が強いためですが、除光液を使った後には爪にも保湿クリームをつけることを忘れずに!
漢方では爪は肝(肝臓を含む東洋医学的な概念)の異常が現れやすい部位ですから、何らかのバランスを崩していることも考えられます。私ら漢方家は、爪をこんな見方で考えたりもするのです。
ただ爪は1〜3ヵ月かけて入れ替わるので、結果はすぐに現れません。長期戦で挑みましょう。一番重要なことは、異常を見つけたらすぐに生活習慣を含め生活全体を見直して軽症のうちに相談することかもしれません。
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