牛黄に透析予防の可能性

長岡は今季2回目の氷点下を経験しました。寒い!風邪だけでなく脳卒中にも気をつけましょう。

さて、たいていの人がなりたくない病気・症状に、透析があるかと思います。腹膜透析なんてものもありますが、普通は週3回通院し1回に4時間程度かかります。寝ているだけとはいえ、日常生活の制限があり、食事や水分の制限と合わせると、かなりの苦痛と思われます。ただ、生命を維持するためにはやむを得ないのですが・・・。

この人工透析の一番の原因は糖尿病です。糖尿病性腎症により、腎機能が低下し、自分の腎臓で老廃物を排泄できなくなったために人工的に透析で補うのです。最近は、薬物治療もかなり進んで、腎臓の負担を軽減し、透析導入までの期間が延びていますが、莫大な医療費を消費する透析を減少させることは国家的な命題となっています。

一般的には、血糖値の管理だけでなく、血圧やコレステロール中性脂肪などの脂質、など動脈硬化を抑える治療が基本となります。特に血圧管理は重要で、腎臓の糸球体の負担を軽くすることが必要です。また、貧血があれば貧血の治療をすることも大切なので、いろいろな角度から予防の可能性が探られています。

ビリルビンという赤血球を構成する物質があります。この物質に、透析を遅らせる可能性が言われています。恐らく、抗酸化作用が関係することが関係するらしいのですが、ビタミンCやビタミンEでは同様の作用は期待できないことから、ほかの作用もあるのでしょう。

このビリルビンを含む医薬品に、牛黄があります。とは言っても、品質はピンきりで効果を確実に期待するには、オーストラリア産を使用したいものです。なぜなら一般の医薬品の規格では12%以上で合格なのですが、オーストラリア産の含有量は50%以上と4倍以上の差があるのです。

しかも、この牛黄、赤血球を増やして貧血を改善する作用があり、血圧を適正にする作用も認められているのです。そのまま、透析を予防するために生まれてきたような薬物です。価格は決して安くないものの、透析生活に入った時の多くの制限を考えると高すぎることはないでしょう。

また、漢方的な働きでも、代表的な開竅作用=詰まりかけているところを開く作用が、糸球体の血管に働きかけることに直結しますから、大きな期待が持てるのです。
さらには血液の流動性を高めて血管を丈夫にすると言われる田七人参。腎機能の低下は糸球体の破壊と考えらえますから糸球体を保護すると考えられます。
ベースに漢方薬で、腎臓に回復するパワーを与え尿毒物質を代弁から排泄するように働きかければ、透析導入は、相当遅くできると考えられます。

ただ、体質も考慮して使わないと(漢方薬の現代医学的な使用法では)、逆に体に負担をかけることもありますので、詳しい専門家に相談されることをお勧めします。金額的な予算もお伝えするとよいでしょう。


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