豆乳でアレルギー?

恥ずかしながら、初めて知った。一応アレルギーにも高い関心を持っていただけにショック!まだまだ未熟の証です。では、気を取り直して…情報は、国民生活センターのチラシより。

今年は意外なほど少雪で、豪雪で有名な当地長岡でも3月のような陽気が続いています。この分だと花粉症の到来も早く、しかも長引くのでは…。
花粉症で圧倒的に原因となるのは杉です。3人に1人が花粉症と言われる現代、その大半は春先のスギ・ヒノキによる花粉に悩まされます。そして、新潟県ではあまり馴染みないのがハンノキやシラカバによる花粉症です。近県では長野県に多いのかもしれません。

豆乳の話題と花粉症との関係です。アレルギーでは交叉性と言って、ある原因物質(アレルゲンといいます)にアレルギーを起こす場合、似たような構造のアレルゲンにも反応してしまうことが知られています。花粉症を持っている方で、何か特定のフルーツを食べると口の中がムズムズしたり痒くなったりしたことがありませんか?これは口腔アレルギー症候群として知られていますが、これにも交叉性が関係しています。

豆乳のアレルギーは、まさにこの反応で、シラカバやハンノキの花粉症の方が豆乳のアレルゲンにも反応したケースです。大豆製品には注意したほうがよいのですが、一般的に加熱や発酵などの処理によりアレルゲンの構造に変化が起こり必ずしもアレルギー症状が出るとは限りません。ですから、豆腐や納豆、味噌汁などで大丈夫だったことも当たり前のことなのです。

果物や生野菜でアレルギー反応や違和感を感じる方、加熱調理したものを摂取するようにしてください。そうしないと症状がだんだん強くなり、いわゆるアナフィラキシーショックを起こすなど危険なことにもなりかねません。一方、加熱したものを少量ずつ摂取することで、アレルゲンを異物として体が認識しなくなる脱感作もあり得ますが、生兵法はけがの元!専門家の指導に従った方がよろしいでしょう。

私の長年の疑問、「アレルギー発症と脱感作の分かれ目は何?」いろいろ調べてみたいと思います。これがわかるとアレルギーの根本治療への道が開けると思うのですが・・・。漢方薬、プロバイオティクス、自律訓練法などの心理療法、食事・栄養療法、・・・など、いろいろ駆使して克服したいものです。

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