今日、新潟県においてＰＭ2.5の警報が出されました。
幸いにして、私の住む長岡市は新潟市に比べ３〜５割ほど値は低かった模様ですが油断はできませんね。
ＰＭ2.5とは一体なんでしょう？それは粒子の大きさを現した数字で、かなり細かい粒子で肺の末端まで届き得る粒子です。以前、前東京都知事の石原氏がディーゼル車の規制をしたことがありました。その粒子径は１０μｍ以下の粒子でしたが、ＰＭ2.5は更に小さいのですから影響は当然大きくなります。
さて、防護策を考えましょう。私たちができることは発生源を少なくすることは当たり前としても個人でできることに限界があります。一般にマスクをして外出を控えるとされていますが、よほどの自由人でない限り外出を減らすことは困難です。ですからマスクが重要になりますが、ウィルスの防御と同じで、できるだけ肺の奥に入れないようにするにはマスクも限界があります。忘れてならないことは、私たちの体は粘膜で守られているということ。鼻から入った粒子は気道（空気の通り道）粘膜の繊毛運動により奥に入れないようになっています。この繊毛運動のカギを握るのが湿度です。粘膜の機能が十分働くには湿度が重要で、この湿度を保つためにマスクが有効なのです。
また、ビタミンＡやＢ群も粘膜の機能を保つのに効果的ですから、補充をすることも大切ですね。当薬局で言えば、効き目の確実な医薬品で○○があります。粘膜の機能を落とさないようにマスクで外から守るだけでなく、内側からもしっかり防御しましょう。
また、口呼吸は折角の防御機能を無効にしますので、口呼吸の癖がある方は気を付けたいものです。副鼻腔炎（蓄膿症）がある方は治療をすることも対策になります。
では、できるだけ影響を受けないよう気を付けていきましょう。
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