明日からは農家の顔になります。今年は苗の出来が今一つで、先が思いやられます。
４月に開催された米国癌学会のニュースが私のメルマガに届きました。
「月経不順あるいは稀発月経である女性の卵巣癌死亡リスクは2.4倍増加する」
卵巣癌は自覚症状に乏しく、早期診断やスクリーニングが難しい癌で死亡率も高い性質の悪いガンの一つです。
漢方相談を受けている関係で、比較的に生理痛や生理不順の相談には多く遭遇します。最近はガンの相談も目立ち、母親をがんで亡くしている身としては、なんとか快方に向かってもらいたい思いで精一杯のことをしています。薬局でできることは極力取り入れてアドバイスしている状況です。でも、予防が一番！・・・とは言っても、どうすれば？というところでしょうか。
漢方ではガンの原因を、お血（血液循環障害）や冷えと考えることが多いようです。特に女性のガンには、この傾向が強いと考えていいでしょう。そこに飛び込んできたのが今回のニュースです。生理不順だけでなく生理痛も、お血が存在していることが多いので漢方薬でコントロールしている人は、卵巣がんが予防できるかもしれません。
強い生理痛では、子宮内膜症が隠れている場合もあり、子宮内膜症と卵巣がんの増加には関係があることが既に知られていますから、生理のトラブルを改善することは、日ごろの生活が明るくなるだけでなく、将来の卵巣がん予防にもつながると思われます。
どの漢方薬がいいかは、１０種類以上ある漢方薬を体質に合わせるための専門的知識が必要になりますので、漢方に詳しい医師・薬剤師に相談ください。
その上で、効果的な漢方薬によっては、飲食の注意や冷え対策など養生法もオーダーメイドでアドバイスすることができるはずです。
たかが生理痛や生理不順と言わず、きちんと専門家に相談ください。
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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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