治りやすい人と治りにくい人の違いは何?

 日頃、色々な人から相談を受けていると、様々な疑問が浮かんできます。
そんな疑問は、自分で調べたり学会などで教えてもらったりして解決します。
それでもわからない疑問は、経験を積み重ねながら、解決するしかありません。

 体質の違いと言ってしまえばそれまでですが、同じ病気・病状で同じ治療
(薬など)をしても、治りやすい人もいれば、治りにくい人もいます。薬物治療
なら、「よく効く薬、あまり効かない(弱い)薬」となりますが、理由は薬以外
にもあるのです。単純に体質と言ってはいけないのではと私は考えています。

 処方薬と違い、薬局で手に入る一般薬は、どちらかというと弱い薬が多いので、私らは相談を受けると、養生法(食事や生活習慣など)まで説明することが普通でしょう。そうすることで、治りやすい状況を作っているわけです。

 予防まで範囲を広げて考えれば、治りやすい人というのは病気になりにくい人ということです。例えば、インフルエンザ流行シーズンにインフルエンザになる人とならない人の違いは何?と考えてみます。

 ワクチンやうがい・手洗い以外の要因には、生活リズムであったり食事内容などが重要な要因として上がってきます。これらの要因を研究するのが健康生成論で、この視点で病気を見つめると、治りやすい人はどんな生活をしているのか興味が湧いてきます。

 最近は、薬や医療を資源として有効に利用するという考え方が広まってきま
した。財源も無限ではありません。長寿社会においては、どのような生活が
健康作りに有効なのか?薬だけに頼るのではなく、そんな視点を持ってみたいものです。

 栄養に注目が集まっているのは、そんな背景があるのではないでしょうか。
ただ、特にTV番組では、情報が極端過ぎるように思います。その先にある
有効成分を濃縮したサプリメント・健康食品などは、健康被害も多数報告されて
いることに注意が必要だと思っています。

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 長岡の相談薬局・ひろはし薬局
  薬剤師・心理カウンセラー  廣橋 義和

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