もし、風邪ウィルスが話せたら・・・

 大きな爪痕を残していった台風19号でした。被災された皆さまにお見舞い申し上げますとともに、1日も早い日常生活の回復を願っています。

 寒くなってきたので「もし、風邪ウィルスが話せたら」と考えてみました。ちょっと聞いてあげてください。何かの参考になるかもしれません。

 「寒くなると俺たちが元気になるのは何故かって?」「そりゃあ、俺たちは暑さと高湿度が大の苦手なんだけど、寒くなると湿度も下がるので、とても快適なんだよ。さらにお前たちのバリアも弱くなるから、お前たちの身体を借りて仲間を増やしているんだ。」

 「知っているか?お前たちのバリアは、栄養不良(偏食を含む)・睡眠不足や疲労・冷えや寒さなど、いろいろな要因で強くも弱くもなるんだ。俺たちを元気にする寒さは、お前たちにとってバリアを弱くするだろう。一石二鳥なんだよ。」

 「俺たちは、粘膜や皮膚からお前たちの身体に侵入する。その前にバリアを突破する必要があるんだ。ただ、バリアが弱くなる時があって、皮膚や粘膜の微小循環が悪くなった時がチャンス。寒さは皮膚の血流を悪くするし、冷たい飲食物は粘膜の血流を悪くするだろう。丈夫なバリアに弱くなる部分ができるんだよ。」

 「だから、俺たちは温かくしている人が苦手だよ。バリアにスキが見つからない。それに暖かい環境自体、住み心地が悪い。」

 「さらに、睡眠不足もバリアを弱くする。微小循環が関係するのかわからないけど、俺たちには4倍も楽に侵入できるんだから、夜型社会はいい時代だよ。スマホの普及も俺たちには、追い風なんだ。」

 「働き方改革と言われるほど過労が注目されているが、バリアも弱くなるから余り改革して欲しくないんだけどな。どんどん残業をしていいんだよ。・・・」

 どうでしょうか?話はまだまだ続くようですが、私たちの生活を風邪ウィルスの立場から見つめてみました。インフルエンザも同様です。本格的な風邪・インフルエンザの流行を前に、私たちの生活を振り返ってみませんか。

 

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