過敏性腸症候群に自律訓練法

 胃腸はつくづくストレスに敏感な臓器だと感じます。「神経性胃炎」と
いう言葉はストレートに実態を表していますし、「過敏性腸症候群」も
ストレスに過敏に反応する意味だと理解しています。

 

 ストレスが原因なら、あるいは原因の大部分を占めるなら、「ストレスを
減らしましょう」というアドバイスは間違っていません。でも、解決策にも
なっていません。

 

 このようなアドバイスを私もかつてしていました。自分が逆の立場なら
(それができれば苦労はしないよ・・・)などと考えることでしょうね。
その後、心身医学を学んで具体的な解決策を提案できるようになりました。

 

 多くの人は、ストレスを減らしたいけど減らせないと知っています。
ひょっとしたら減らせるストレスもあるかも知れませんが・・・。
どちらにしても、減らせるストレスならば減らし方を一緒に考えること、
減らせないならストレスの影響を少なくするような方法を提案することが
専門家としての仕事だと考えています。

 

 例えば、減らせるストレスを減らす方法の一つとして「問題解決技法」を
それとなく会話に織り混ぜたりすることがあります。また、ストレスの影響を
少なくする方法として「認知(行動)療法」や自律訓練法・マインドフルネス
などを提案しています。

 

 自律訓練法は20年以上取り組んでいるので、多くの人に指導してきました。
一番多いのは、過敏性腸症候群の人に漢方薬で症状が安定してから、仕上げの
意味で漢方薬を減らしながら自律訓練法のスキルを身につけてもらうケース
です。

 

 不眠症もそうですが、過敏性腸症候群の人は薬を減らしていくことに不安を
感じます。だからと言って、いつまでも薬に頼っていても良くありません。
「薬がなくても私は大丈夫!」という自己効力感を育てることも重要な仕事
です。

 

 今の時代、ネットで検索すると多数ヒットすると思います。しかし、私は
敢えて少人数での対面指導にこだわっています。自律訓練法の方法自体は、
とても簡単ですから本やネットで知識は入ります。でも、正しい方法やコツ
などの重要ポイントは身につくでしょうか?

 

 私が対面にこだわる理由を、多数の過敏性腸症候群の経験者が証明して
くれています。
自律訓練法を学びたいときは、是非専門家にお声掛けください。

 

 

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 薬剤師・公認心理師(心理カウンセラー)  廣橋 義和

 

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