いろいろな症状で悩んでいるAさん。Aさんは休むことに
抵抗感を感じているのでしょう。(これは無意識のうちに)
「身体中の筋肉が硬く凝っている」「胃も石のように硬くて
動きが悪い」「だから水分が多くなる」「浮腫むのでジムに
通って汗を出している」・・・。
その都度、漢方薬を出してみるものの、オーバーワークに
効く薬なんて聞いたこともありません。そもそも薬で対処
することが正しいとも思っていません。
このAさんには、まず自身の現状を認識してもらおうと
記録をつけることを提案しました。ただもともと過労気味の
Aさんに今以上の負担をかけたくありません。
でも今は便利なツールがあるのです。無料の睡眠記録
アプリを使って、しばらく自分がどんな睡眠状況なのか
私に教えて欲しいと。
ちなみにAさんは、医師から処方された睡眠導入剤も
飲んでいます。それでも「眠れない」と話され、疲れが
とれる薬が欲しいと。(もちろん、ありません)
さて、そのアプリの結果を聞いてみると、睡眠時間の
他に、睡眠潜時、中途覚醒の回数、睡眠効率などなど、
かなり専門的な内容がわかるのです。しかも無料で!
ここからは用語の解説から始まり、睡眠潜時が長過ぎる
こと(2~4時間)、結果として睡眠効率が著しく低く
なっていること(40~70%)などを説明しました。
(Aさん、わかってくれたかな?)
さらに、この結果を医師に伝え睡眠薬を調整してもらう
ようにとも。私は睡眠効率を高めるべく睡眠潜時を短く
するポイントを伝え、今の睡眠状況ではどんな高貴薬でも
効果に限界があることも説明。(たぶん納得したはず)
それにしても、無料アプリとは思えないほど、機能は
充実してます。もちろん、精度の問題などありますが、
概略がわかればいいので、私らがアドバイスする上での
障害ではありません。
どうやら、私が知らないだけで有用な無料アプリが
たくさんありそうです。これからの相談に積極的に活用
したいと考えています。
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薬剤師・公認心理師(心理カウンセラー) 廣橋 義和
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