そろそろ学校は夏休みですね。海派、山派、インドア派と
好みは分かれますが、なんにせよ安全に休暇を過ごしてほしい
ものです。
他地域はわかりませんが、私の周囲ではお盆を過ぎると海に
クラゲが増えるので海水浴を控えるという経験則(?)があり
ます。実際、防波堤から海面を覗くとたくさんのクラゲを目撃
できます。
誰でも、好んでクラゲに刺されたいと考えたりはしないで
しょう。刺された人にとっては、事故のようなものですから。
そして、カサゴやエイなどの魚類による刺症も事故です。
ただ、事故の後の応急処置を知っているか知らないかは
その後の経過に大きく関係してきます。調べると、「真水や
酢で洗う」「お湯で温める」「冷やす」など、いろいろあり、
迷います。
刺されたのが、クラゲなら何クラゲなのか、単に魚ではなく
正式名称は何か、まで把握しているといいのでしょうが、通常は
そこまで詳しく説明できるケースは少ないでしょう。
そこで、あくまでも一般論ですが、刺された後あまり時間が
経ってない場合なら、45~50度前後のお湯で温めるのが
効果的とされます。
クラゲや魚類の毒は多くがタンパク質なので、温めることで
毒性が失われ痛みも早く和らぐのです。ある程度の時間が経ち
腫れや痛みが強くなってきたら次の段階ですので、できるだけ
早めに対処するのが重要です。
温暖化の影響も含めて、以前なら見かけないようなクラゲや
魚類と遭遇する危険性が高まっています。減らせるリスクには
きちんと準備して、海でのレジャーを楽しんでいただけたらと
思います。
長岡の相談薬局・ひろはし薬局 TEL (0258)37-7551
薬剤師・公認心理師・スクールカウンセラー 廣橋 義和
ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。 https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/
⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)
薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。
お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。
訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。
ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、
病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく
お申し付けください