「お堅いお役所にしては、とてもいいものを作ったな」という
のが、私の感想です。タイトルに示した「アルコールウオッチ」
は、厚労省が作成しました。飲んだアルコール飲料の種類と量が
わかれば、自動的にアルコール摂取量とそれが代謝されて身体から
無くなるまでの時間が計算されるというものです。
例えば、アルコール5%のビールを350ml飲んだとします。
アルコール摂取量を割り出すには、
350(ml)×5/100(=5%)×0.8(比重)
=14(g) のように計算する必要がありました。
今は、わかりやすいようにアルコール度数を5%で示しましたが
3%の商品もありますし、チュ―ハイなら7%とか9%とか
暗算では計算しにくい数字だと途中で投げ出したくなります。
これを、「アルコールウオッチ」に入れると瞬時に計算が
済むわけです。しかも、ありがたいことに、アルコールが体内で
分解されて無くなるまでの時間も教えてくれます。
先ほどの5%のビール350mlであれば、3時間半を必要と
すると表示されます。缶ビールを2本飲めば7時間ですので、
前日の23時(午後11時)に飲んだなら、翌朝6時にならないと
完全に無くならない計算です。
おそらく忘年会や新年会では、これ以上飲む方も多いと思い
ますが、翌朝、確実にアルコールが残っている状態ですね。
軽い酒気帯び状態で出社に車を使う可能性が高くなります。
近年は、自動車事故への世間の視線が厳しくなっています。
どれだけのアルコールを何時まで飲んでいた、ということが
わかれば、酒気帯び運転や飲酒運転として処罰されるという
時代になりつつあるのかもしれません。
日頃、晩酌をされる方、忘年会を予定されている方、など
アルコールを飲む機会のある方は、是非一度お試し頂けたらと
思います。
「アルコールウオッチ」で検索してみてください。
長岡の相談薬局・ひろはし薬局 TEL (0258)37-7551
薬剤師・公認心理師・スクールカウンセラー 廣橋 義和
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