治りにくい咳を咳喘息から考える

 長引く咳で苦しんでいる人は大勢います。原因は多岐にわたり
ますが、咳喘息もその一つでしょう。咳喘息は気道(空気の通り
道)が狭くなっていることで症状が起こります。その原因として
免疫反応により起きている炎症反応があります。

 

 他にも、過敏性が亢進するタイプのアトピー咳嗽や粘液が
減少し粘膜が傷つくタイプなどが長引く咳のタイプとして
あります。それぞれに適した方法でなければ、効果は限定的
になります。

 

 さて、喘息の病態は「炎症」がキーワードになります。
いろいろな刺激物質が炎症を引き起こすことがわかっており、
気管支喘息ではハウスダストやダニアレルゲンが有名です。

 

 また、気管支喘息にも好中球性喘息というタイプがあり、
アレルギーとは異なる機序で炎症が起きているようで、通常の
治療法では治りにくいとされます。

 

 この治りにくい好中球性喘息の炎症の原因として、食事中の
飽和脂肪酸があげられます。飽和脂肪酸は動物性の脂肪や加工
食品に多く含まれ、摂取割合の多い脂肪酸です。

 

 アレルギー性の喘息でも、飽和脂肪酸よりは不飽和脂肪酸
方がアレルギー症状が軽くなるような結果もあり、炎症という
視点で、アレルギー性喘息も好中球性喘息も共通しているのは
興味深くもあります。

 

 アメリカのデイビット・ヒルらは、この免疫反応の結果を
報告しており(https://www.science.org/doi/10.
1126/scitranslmed.adp5653)、好中球性喘息の場合は
食事にも気をつけることと注意喚起しています。

 

 長引いく咳の一つ咳喘息においても、炎症という病態を
考えれば、動物性脂肪や加工食品からの脂肪の摂取は、
少なくとも咳が続いている期間は控えることの方が望ましい
かと思います。

 

 

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