漢方相談および心理相談を受けていて、意外にも多くの方が
語られる症状に「歯ぎしり」や「ゲップ」があります。
語られなくても、気にしている方はけっこういるんじゃないかと
思うわけです。
学会に参加していると、多くは歯科の先生が発表や報告をして
いるので、歯医者さんでは頻繁にみる症状かも知れません。
そして、その多くは治りにくく、心の問題として対応してくれれば
良い方で、「異常なし」とか「精神科に紹介する」などと軽く
あしらわれているのではないかとも想像するわけです。
私のところへ漢方相談にきた人なら、漢方薬を中心に考えて
ゆきます。上手くいくこともあれば、多少改善するけど満足する
レベルではないという人もいます。
先日参加した合宿式の研修会で、催眠を取り入れたリラクセー
ションを学びました。自律訓練法や漸進的筋弛緩法に応用しても
いいでしょう。漢方薬と組み合わせたら、とても効果が上がる
ように感じました。
「噛む」のは、動物であれば攻撃を意味します。「食いしばる」
のは、ガマンする場面をイメージさせます。どちらも何らかの
危機的状況に陥ったことで、身体はストレス反応として筋肉を
緊張させているわけです。
もちろん、抗ストレス作用のある漢方薬は多数ありますが、
それだけで完結するようなストレス社会ではもはやありません。
そもそも、ほとんどの人は、ストレスへの対処法を学んできて
いません。
心身医学の立場から言えば、歯科での必要な治療は必要
ですが、それを踏まえたうえで、ストレスへの対処法として
リラクセーション法を組み合わせるのが重要だと考えます。
当薬局であれば、漢方薬とリラクセーション法を組み
合わせることが、必須ともいえる時代に入っているように
感じるわけです。
となれば、いろんなリラクセーション法を紹介することに
なります。その人その人によって効果的な方法は異なります。
ちょっとした深呼吸やストレッチで済む人、漸進的筋弛緩法が
良い人、自律訓練法や催眠療法が必要な人、などなど様々
でしょう。
そんなスキルを身につけることで、薬を減らすことが可能
となり、薬を止めても大丈夫と思える自信も育つのではない
でしょうか。
これこそ、心療漢方の喜びと考えます。
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長岡の相談薬局・ひろはし薬局 TEL (0258)37-7551
薬剤師・公認心理師・スクールカウンセラー 廣橋 義和
わかりやすい漢方の本ができました
「こんなときには、まず漢方!」
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