2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
どのような経緯かは不明ですが、農薬混入による食品での中毒が報道されています。流通が発達しグローバル化が進んだ結果、従来のチェックでは防ぎきれなくなってきたのでしょうね。“食”は生活や健康の根本をなす部分であるだけに、身近な問題として考えたい…
“亭主を早死にさせる10カ条”なるものがありますが、ご存知でしたか?ハーバード大学メイヤー教授が考案されたようですが、実行すれば確実に生活習慣病になり寿命を短く出来ます。ひょっとして無意識に実行していたのではありませんか? 1.とにかく太らせ…
いささか調査不足のままで今回は書かせていただきます。FDA(アメリカ医薬食品局)が2歳未満の子どもに対して市販のカゼ薬を使用しないよう注意を呼びかけているとの記事が昨年後半頃ありました。日本でも注意する必要があるのでしょうか? どうやら市販…
あなたは『肛門の病気=痔』と思っていませんか。確かに痔はありふれた疾患ですが、同じような症状でも、ガンやクローン病・ベーチェット病などの難病の時もあります。市販の痔の薬を使っても症状が好転しないようなら一度診察を受けてみてください。 先日は…
“通りすがり”という方から指摘を受けました。1/9に書いたブログで“特発性難聴”と記してあるのですが“突発性難聴”のことでは?という指摘です。ご指摘の通り“突発性難聴”のつもりで書いたブログです。単純な誤りですが別の病気ですので、ここに訂正させていた…
日頃血圧計を使って健康管理をされている方は多くいることと思います。ほとんどの方は最大血圧(上の血圧)をまず気にされるのではないでしょうか。そして最小血圧(下の血圧)を見て基準値と比較して一喜一憂されているのでしょうね。 最高血圧140以上・…
今朝の朝日新聞にチェスの大会参加者がドーピング違反で失格との記事がありました。チェスは頭脳スポーツとしてスポーツ団体に加盟しているのでドーピングの対象協議になるそうです。この是非はともかく、スポーツをする以上ドーピングの知識は必要不可欠に…
この時期は暖房の影響もあってか、顔が赤くなって困ると言う相談がたまにあります。のぼせというのでしょう、本人にとっては真剣な悩みです。この中にリンゴ病という小児に多いウィルス疾患が混じっていることもあるので注意が必要です。 ”のぼせ”は漢方では…
小学校入学前の幼児なら心配しないが、低学年も過ぎ3年生4年生になっても夜尿症が治らない子どもが時々います。親御さんの心配は当然として大抵は医学上問題になる異常は見つからず、ストレスのせいにされたり、経過観察で終わるのが大部分のようです。 ま…
ありふれた病気や症状ほど、きちんと治すことは難しいと思います。肩凝り・にきび・便秘・手あれ・・・、どの病気症状であれ治療薬で対症的に症状を抑えている間は、症状をコントロールできても治ったとは言えないでしょうね。 コモン・ディジーズといわれる…
「最近、子どもの身体がおかしい!」とは小児科の処方箋を受けている薬局薬剤師の言葉。軽い風邪で罹って抗生物質までもらっても1週間以上治らない子どもが増えているという現状に、違和感を感じているようです。 そう言えば体格はよくなってきているのに体…
この1週間ほど調べたいことがあって皮膚科の教科書を見ていました。以前から本をパラパラめくっていると関係ないところにまで目が行き、なかなか本題に到達しない悪い癖があります。 今回も湿疹皮膚炎の項に引き込まれてしまいました。皮膚科でも我々薬局店…
漢方の論文集を読んでいて興味深い記事を見つけました。肩が凝るというのは日本に特有の表現だそうですが、今一つ私もピンと来ない部分がありました。もちろん私も肩は凝るのですが、それでもなんとなく解るような解らないようなハッキリしないものがありま…
あなたは見ましたか?12日・13日の2晩連続で放送されたNHKスペシャルを。テーマは新型インフルエンザの恐怖についてで、12日はドラマで13日は日本と世界の状況を放送しました。 以前から何回か私も触れていますが、新型インフルエンザは未知の所…
知り合いの50歳くらいの女性から、こんな相談を頂きました。「くしゃみや重いものを持ったり走ったりする時に尿が漏れることがある。医師からもらっている薬はあまり効果がない。漢方の薬で何かありますか?」という内容です。 これは腹圧性の尿失禁という…
中国の衛生局(名称が間違っていたらゴメンナサイ)が昨年発症した鳥インフルエンザの親子間の感染を認めました。私の記憶によれば世界で4例目の人ー人感染です。 新型インフルエンザの大流行に備え世界の保健関係者は神経を尖らせアンテナを張り巡らせてい…
薬は両刃の剣といわれるように、病気の症状を軽減したり病気を治したりする薬としての作用と副作用に現される毒としての作用があります。多くの試験を経て薬として登録された物質は、有害性よりも有益性のほうがはるかに大きいのですが時として取り返しの付…
歌手の浜崎あゆみさんが”回復不可能な特発性内耳障害”で左耳が聞こえない状態だと発表されました。勇気を持って発表されたことに敬意を表し、奇跡的な回復を期待したいと思います。 私も年に何人かから特発性難聴の相談を受けます。その大半は医療機関で治療…
昨日のブログでは七草粥を食することで若芽のエネルギーを頂くことを書きました。これらの栄養素とは違うエネルギーを漢方では”氣”と呼び、氣の取り入れる部位を”脾胃”としました。現在の消化吸収の中心となっている胃・膵臓・小腸と考えていいでしょう。 身…
本日1月7日には七草粥を食する習慣があります。と言っても我家では(新潟県では?)雪のためか食べた記憶がありません。本来は旧暦で行う行事なので雪国にとっては実現しにくい行事ですよね。その代わり”七日正月”と言って11日の鏡開き、15日の小正月…
薬剤性頭痛なる頭痛があることを知っていますか?もともと偏頭痛などがあって鎮痛薬を使っているうちに薬に依存する形で現れる頭痛があるのです。慢性頭痛の1割を占めるとの報告もあり珍しい頭痛ではありません。 1ヶ月に4〜5回以上鎮痛薬のお世話になる…
明けましておめでとうございます。 昨年がどんな年であったにせよ、気持ちを切り替えて新しい年を過ごしましょう。 毎年末、年賀状用に易を見ます。昨年は”同人”今年は”震”と示されました。新潟県に住む人にとって余りよいイメージがない文字ですが、よい結…