新型インフルエンンザとワクチン

昨日は赤十字病院の医師と古典の輪読会を行いました。長岡で本格的に漢方の勉強をするとなると、やはり仲間がいた方が効果的なので私が事務局となって始めたものです。なかなか本格的に漢方を勉強しようとする医師がいないのが課題なのですが・・・。


昨日はケイシカコウボクキョウシトウという喘息に使う漢方薬も勉強しました。風邪をひきやすく風邪をひくと喘息発作を起こす方に使用して、風邪をひきにくくなりお母さんに大変喜ばれたことがあります。


さて、これから本格的な風邪シーズンに入ります。気がかりなのは新型インフルエンザですね。流行がいつになるのか、どのタイプが流行するのか、どのような対応をしたらよいのか、・・・気になることはたくさんあります。


先日厚生労働省がワクチンの摂取を積極的に進めるとの方針を発表しました。これ自体喜んでいいことなのですが、少し心配もあります。


まずワクチンはH5型のインフルエンザウィルスから作ります。今一番流行する可能性が高いと考えられているのがこのH5型ですが、他の型(例えばH7型)が流行るのではないかと心配する専門家もいます。


当然H5型で作ったワクチンはH7型インフルエンザには効きませんから新型インフルエンザの流行を防ぐことができません。ワクチンを打ったという安心感から被害が拡大する可能性も考えられます。


また例えH5型が流行ったとしてもワクチンが有効かどうかはわからないのです(有効だろうと考えられていますが、日本のワクチンの有効性の低さを指摘する意見もあります)。


これからも新たな情報が入ったり、マスコミを通じて知ることが出来ると思います。一番安全なのは外出しないことですから、食糧備蓄の準備を始めるようにしてください。流行が間近になってからでは充分な量の食料を備蓄できないでしょうからね。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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