アレルギー性鼻炎にもご用心

イネ・ススキなどイネ科植物が花を咲かせています。これからしばらくの間はイネ科植物の花粉が空中を漂うことになり秋のアレルギーシーズンに突入です。


症状はくしゃみ・鼻水といった鼻炎症状が中心ですが、結膜炎や喘息、皮膚炎なども現れます。春のスギ花粉ほどではないにせよイネ科アレルギーの人にとっては約1ヶ月つらい時期を送ることになります。


鼻炎薬は、1日1〜2回の服用でOKという製品が主流になりつつあるのかもしれませんが、私は1日3回の製品を好んで使用します。副作用で苦しむ時間を極力短くするためには作用時間の短い3回タイプがベストと思うからなのです。


鼻炎薬に配合されている”抗ヒスタミン薬”には、眠気・集中力低下といった副作用があり、高頻度で発生します。もちろん個人差はありますが、車が必需品の当地長岡では命取りにもなりかねない副作用なのです。だから敢えて3回タイプにこだわっているのですが・・・。


副作用が気になって抗ヒスタミン薬を飲めない場合は、漢方薬がよく効きます。小青龍湯という薬が有名ですが、他にも5〜6種類あり体質や症状で使い分けをします。ほとんどが肺を温め身体の水分代謝を改善する薬ですから、冷たい水分などを摂り過ぎないように気をつけると症状の改善が早くなりますし、予防にも効果的です。


またアレルギー症状は粘膜部分で発症しますから、粘膜機能を改善するビタミンやミネラルを積極的に摂るとよいでしょう。ひろはし薬局では、粘膜機能を正常化するものとして”レバコール”や”ポリグロン”をおすすめしています。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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