血管が詰まるということ - ひろはし薬局　廣橋義和のブログ

この春まで会議でご一緒させて頂いた方が突然に亡くなられました。心筋梗塞の発作を夜中に起こして心臓マッサージの甲斐なくそのまま他界されたそうです。

心筋梗塞・脳卒中・エコノミークラス症候群（肺塞栓症）など、どの病気も発作を起こせば死に繋がる恐ろしい病気です。脳卒中は脳出血と脳梗塞･脳塞栓に別けられますが、脳出血以外は血管が詰まる病気です。もちろん心筋梗塞やエコノミークラス症候群も血管が詰まる病気です。

血管が詰まるということは当たり前ですが死につながるのです。ただ血液は流れるのが当たり前と考えている（流れることを意識していない）と、交通事故のように運悪くこのような発作が襲ってきた、だから防ぎようがないと思うのかもしれません。

血圧やコレステロールなどを管理することはもちろん大切ですが、血液を固まりにくくする薬（アスピリンやパナルジンなど）も処方されています。ですがアスピリンには消化管出血、パナルジンには肝障害の副作用があり、易出血にも注意しなくてはなりません。（脳出血の手術が大変だと脳外科医が語っていました）

血管が詰まる可能性が高いにもかかわらず、副作用など諸々の理由で薬が処方されない方もいます。このような時に副作用の少ない薬草でできた製品があります。１か月分が８０００円〜１２０００円と安い金額ではありません。

ですが毛沢東が中国の威信を賭けて開発させた製剤です。狭心症や心筋梗塞を治療することができる処方として”冠心２号方”は生まれました。いくつかのメーカーから名前を変えて発売されています。

ひろはし薬局では、漢方生薬問屋ウチダ和漢薬の”生薬製剤２号方”を取り扱っています。食品偽装で日本国中不信だらけですが、薬草の目利きのプロが確認し、残留農薬は最新機器でチェックした薬草だけを原料にして製品化してあります。確かな効果と長期間の安全性を保障できる品質です。

生活習慣病では、自分の健康は医師任せでなく自分自身で管理する必要があります。冒頭で触れたなくなった方の奥さんが「いろいろな仕事を残して１人で逝った」と悲しんでいました。個人の健康ですが、家族のためにもとても大切な健康なのですね。