抗菌石鹸は本当に必要?

会議や塾へ行っている子供の迎えなどがあり、なかなか自転車通勤がはかどりません。だんだん暑くなってくると気持ちが負けてしまうのではないかと心配です。ガソリンが200円近くになると燃費のよい車でもお金を撒き散らしながら走るようなものですね。


さて、清潔好きの日本人は抗菌・消臭製品が大好きですよね。先日見た医療系のメールマガジンに抗菌剤に対する報告がありました。米国の研究者からの報告ですが米国でも相当量の抗菌剤入り石鹸が消費されているようです。


報告によると有効性に対する疑問として、石鹸に抗菌剤を入れるメリットがあるのかというもの。手についた雑菌は流水や普通の石鹸でも問題のない量に減らすことができます。抗菌剤を入れる理由が見つからないのです。


大量に消費される抗菌剤は下水に流れ自然界で分解されずに残った抗菌剤による汚染・耐性菌の発生なども問題としていました。耐性菌が発生していれば使用は最少に留めるべきです。


残留抗菌剤による汚染として環境ホルモン様の作用も考えられるそうです。ダイオキシンやプラスチック製品で騒がれた環境ホルモン(内分泌かく乱物質)と言う言葉を、お忘れではないでしょう。


消費低迷時代に企業は付加価値をつけて製品を発売しますが、本当に必要な付加価値なのかを消費者は考える必要があります。そのためには確かな情報源を複数持つことをお勧めします。その中に私の情報も入れてもらえるよう頑張ります。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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