GI値とダイエット

新潟県は梅雨に入って始めての雨となりました。地震で被災された方や土砂災害に遭われた方には申し訳ありませんが、農家にとっては恵みの雨だったのではないでしょうか。私も珍しく外出しないで物置整理用にスチール棚を組み立てて、女房殿の機嫌をとりました。


さて”低インスリンダイエット”なるダイエット法があります。詳しくはわからなかったのですが、グリセミック・インデックス(GI)およびグリセミック負荷を調べている途中で現れたのでなんとなくわかったように思います。


簡単に言えばグリセミックインデックスとは、食品の血糖値の上りやすさをブドウ糖と比較した値で、この数値が高いほど速やかに血糖値が上ります。ここで資料によってGI値にバラつきが見られることが一つ問題点として挙げられています。


またこのGI値の高い食品は太りやすい食品だと間違った情報が流れております。このGI値を利用したダイエット法が”低インスリンダイエット”のようですが、この方法は専門家の間では否定されているとのことです。


GI値はあくまでも参考に留める必要がありますが、血糖値を上げる炭水化物(糖類)の含有量を考慮したグリセミック負荷という指標があります。こちらの方が食品の姿を反映していると思われますが、私も含めて馴染みがない言葉です。


急激に血糖値を上げることは、インスリン抵抗性の要因となり糖代謝や脂質代謝に悪影響があると知られています。急激な血糖値の増加を防ぐには、繊維の豊富な食品を献立に加えたりよく噛んでゆっくり食事をするように心掛けるとよいでしょう。


今回は中途半端な知識で書きましたから、曖昧な部分も多々あります。お許し下さい。ただGI値やグリセミック負荷の高い食品は大腸ガンや子宮内膜ガンの増加に関連しているとの報告が最近あったことを付け加えておきます。


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