糖尿病と腎症

昨日の学術講演会から。講師は岡山大学大学院医歯薬学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学教授槇野博史先生。テーマは「糖尿病性腎症は寛解を目指す時代に」でした。


糖尿病により腎障害が現れることは、よく知られています。槇野先生はなぜ腎障害が起こるのかを研究されてきました。糸球体内圧・酸化ストレス・・・・などにより炎症が惹起され結果的に腎臓が破壊されて腎症に進むようです。


糖尿病発症後10年程度で悪いながらも落ち着いていた腎機能が急に悪化する経過を図で示しながら解説されていました。腎症や糖尿病は早期治療の効果が長期間続くという特徴があるようです。


そこで早期治療が大切になるのですが、腎症の場合は糸球体内圧を下げるような薬剤が効果的なようですね。一般的によく処方されている高血圧治療薬です。私は牛黄や漢方薬にも同様の効果があると考えています。


早期治療が大切となれば、事の重大さを知らせるためにも講演の機会をとらえて周知しなくてはと考えています。早速来週の講演に盛り込もうかなぁ。

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