私の考える出張相談

昨日、地区公民館の建設委員会を開催しました。出来上がった設計図面を確認し建築業者に見積もってもらう前の最終確認です。お金が絡むので委員の間でも利害があり、委員長を引き受けた自身を後悔しています。委員の慰労を兼ねて一杯飲もうとの意見も出ましたが、李下に冠を正さずで却下しました。他人のお金を預かる間は、自腹と言えども自重すべきと考えています。


さて薬事法という薬業界の憲法のような法律が改正され、ネット販売などに対する規制が強化されます。薬剤師の不足もあり新たな資格の登録販売士も誕生し、コンビニエンスストア・スーパー・美容院など登録販売士がいればどこでもある程度の薬の販売が出来ます。


だからネット販売で不適切な売買をしなくても不便にはなりませんよと厚生労働省は言うのです。薬としての性格上、有資格者から説明を受け安全に使用してもらいたいとの方針には同調します。


私が受ける相談は軽症例ばかりでなく、医師の治療で満足できない方・難病で現代医療に限界があり漢方薬を求める方・検査で異常が見つからず医療機関をたらい回しにされている方・・・など、様々です。


また皮膚病で皮膚の露出を極力避けている方、精神性のストレス疾患などで外出が困難な方の相談も経験しています。このようなことから薬剤師が薬局で病気の人を待つのではなく積極的に薬局外で相談を受けようと考えホームページ等で広報してきました。


1回の訪問当り3000円と有料ですが、調剤の訪問薬剤指導が5000円なので、時間・交通費などのコストを考え赤字にならない安めの金額に設定したつもりです。今のところ利用はないですが・・・高く感じるのかもしれません。私の知識・技術を評価してもらえるよう研鑽するしかないと思っています。


薬剤師は生活者の身近にいるべきと考え、私は個人的にいろいろな企画を実行してきました。出張相談もその延長です。今回の法律改正により、配達・宅配などが今までどおり行えなくなります。今後は必要性が高まると思われる出張相談だけでなく、日中の講演依頼、学校薬剤師活動など社会的な活動に影響が出てくると考えています。


それでも必要だと思うので極力今までどおり活動してゆこうと考えていますが、薬局経営者としては誤った選択なのでしょうね、間違いなく売上は下がると思いますから。今もそうですが、しばらく正念場が続きそうです。


出張相談によって利用者がメリットを感じるような内容となるよう試行錯誤しています。配達や宅配が制限されても短期間で効果が上がればメリットを感じられるでしょう。努力するのみです。希望される方の申込を心よりお待ちいたします。

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心療内科相談・皮膚科の病気・漢方薬生活習慣病不妊
新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/

過去のブログの主なものはホームページにリンクを貼ってありますから、見たい記事がありましたら《ひろはし薬局のホームページ→過去のブログ》から探してみてください。
あるいは⇒http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/sub6.htm

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