秋以降の流行に注意〜新型インフルエンザ

昨日、市内にある高校の環境検査に出かけてきました。その高校の養護教諭の先生は2年前の中越沖地震震源地、柏崎市の出身です。長岡の花火も有名ですが柏崎の花火も海に映えてきれいだとのことです。早い人は前の日から場所取りをするとか、そのうち一度は見てみたいと思います。


今、オーストラリアやニュージーランドは冬で新型インフルエンザも流行しています。オランダにあるユトレヒト大学のの西浦博研究員からニュージーランドでの流行状況の報告が入りました。


1人の新型インフルエンザ感染者が何人に感染させるかを意味する「再生産数」が、調査によると1.96と推定されるようです。通常の季節性インフルエンザでは1.1〜1.4ですから2倍までは届きませんが感染力に関しては侮ることはできません。


この数字を元に計算すると、感染防止策がない最悪の場合では大流行が収束するまでの間に人口の78.6%の人が感染することになるようです。78.6%と言う数字は現実の社会ではほぼ全員が感染しているようなものですから、2ヵ月後に迎える流行シーズン突入を危機感を持たなくてはならないでしょう。


幸いなことに病原性が高くないので必要以上に恐れることはありませんが、どのような時に感染しやすいのかチェックしておく必要があると思います。感染パターンの大部分は飛沫感染ですから、手洗いとマスクが基本になりますが、正しい方法でなければ効果は落ちます。


暖房が入ると空気が乾燥しやすくなり、飛沫核感染が起きやすくなります。この場合は通常の不織布製サージカルマスクも通過しますから、乾燥にも注意をしたほうが良いでしょう。


日本では現在も流行が収まらない状況ですから、やはり感染力はある程度覚悟して流行シーズンを迎えたほうが良いみたいですね。マスクも品不足は解消されていません。何事も早めに動くのが賢明かと思います。


強毒型を想定した場合の備蓄リストはホームページにありますので参考にしてみてください。

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