生殖能力に変化か?

今日は久々に暑くなるようです。漢方薬とハーブには共通の植物もあって洋の東西を問わず、動植物を医薬品として利用してきました。ただ呼び方がハーブの方がおしゃれですよね。ケイヒ・ニッケと言うよりシナモンだし、ハッカよりはミントの方がスーッとする感じがあります。


こんな話題を出したのは今ハーブの資料をまとめていて、生理不順などに使うハーブをいくつか不妊症に使ったらどうかなどと思ったからです。そして並行して過去の不妊相談のデータもまとめていますが、出産にいたるケースが減っているように感じています。


まだデータとして出来上がっていないので何が考えられるか全くの予測でしかありませんが、少なくとも私の漢方相談の技術は落ちていないだろうと考え他の要因を挙げてみましょう。


女性側では、相談時の年齢・生理痛や生理不順の有無(ホルモンのバランス)・飲食の内容や生活リズム・心理的ストレスの影響・・・などが考えられます。


一方男性では、草食系男子などの言葉が示すように異性に対する関心が低下しているのかもしれません。まぁ結婚しているから全く関心が無いわけではないのでしょうが性交回数などは仕事の関係で減っているかもしれませんよね。そして精子の数・運動率・奇形率が悪化しているかもしれません。


男性にも女性にも、今の世の中はストレスの多い社会です。ひょっとしたらストレスの質が変わっただけでストレスの発散が上手くできなくなっているかもしれませんが。この影響は妊娠率に跳ね返り、結果として不妊治療を求めるカップルが増えているように思うのです。


早くデータをまとめなければ結論が出せるかどうかもわかりませんが、何らかの方向性が出たら漢方薬の使い方が変わるかもしれません。でもストレスの発散の仕方・飲食の内容や生活パターン・・・・など更に強くアドバイスしなくてはいけないように思います。それもこれもデータのまとまり次第ですから頑張ります。

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