変わるB型肝炎

昨日オードムーゲのサンプルを使ったお客さんとの会話「朝、試しにつけて出かけたら皮膚が赤くなってしまいました」肌が弱いと言っていたのでサンプルで様子をみてもらった結果です。


オードムーゲは比較的肌の弱い方にも好評の薬用ローションですが稀に赤くなる人がいます。入っているアルコールが原因だと思います。ちなみにこの方はお酒を飲むと赤くなるけど飲めるほうだと言っていましたが、肝臓に負担をかけやすいタイプかもしれません。私の行う薬物乱用防止講習ではアルコールパッチテストでタイプ別にアドバイスしています。(余談でした)


最新の医学は遺伝子レベルの研究が盛んで、昨日読んだ医療系メールマガジンに、B型肝炎ウィルスにもアジア型・ヨーロッパ型など6種類くらい存在し、日本でヨーロッパ型のB型肝炎ウィルスが急増していると出ていました。


型が違うので実際の臨床症状も異なってきているようで、消化器を専門としている医師でないと適切な治療ができないのではないかなどと私は心配しました。怖いのは慢性化して最終的には肝硬変や肝臓ガンになることですからね。


でも感染ルートは性感染として認識したほうが良いらしく、若い人を中心に拡がりつつあるようです。例えば20代で感染し、慢性肝炎・肝硬変・肝臓ガンと20〜30年でたどるとすれば40代50代で死亡する可能性があります。


感染の拡がりかたがHIVエイズ)と似ているとの指摘も恐ろしいものがありますね。将来の日本を背負う若い人が働き盛りの頃に死と隣り合わせの病になれば、日本経済や社会生活の基盤が崩れかねません。


性行為も多様化していますから現実を踏まえた上で、出来るだけリスクを減らすための知識を中高生に伝える環境が必要だと感じています。性教育・薬物乱用防止教育を学校が企画するのか、私らが提案していくのかいろいろでしょうが前向きに取り組まないと大変な将来になるように思います。

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