マンモグラフィの落とし穴

昨日は少し忙しかったことと気分がどうしても乗らず、書くことが出来ませんでした。世の中きれい事だけでは、上手く行かないと感じたのですが、自殺までは考えなくても死んでもいいかなと思ったりもしたものです。こんな時に「死ぬのはダメだ」と言われてもゼンゼン心に響いてきません。過去何回か自殺防止の書き込みをしましたが、死を考えている人には効果などないように感じました。傍に寄り添うこと、時間と空間を共有することが一番効果的なように思います。


さて、先日乳がんの相談を受けた方は50歳の女性です。この方は自己検診で乳がんを発見したためリンパ節転移もなく余裕を持って乳房温存手術ができました。ただ場所が乳房の隅の方でマンモグラフィでは映し出すことができません。


通常の健診では発見できなかった場所でしたが自己検診を行っていたことがこの方の運命を決めたようですね。どんな検査にも限界があることを私達は理解する必要があるようです。今マンモグラフィが万能のような印象を受けますが、メリットとデメリットをわからないと取り返しの付かないことになるように思います。


私の母がガンで亡くなり、毎年人間ドックを受けていたのにどうして末期までわからなかったんだと思ったものです。このような経験は意外にも多くの方がされているのではないでしょうか?限界をあるとは理解できても納得はできなかったでしょうね。


ただ乳がんは自己検診で発見できる数少ないガンの一つです。毎月1回日を決めて行うことが大切で、月経後の乳房の張りが落ち着いた頃がタイミングとしてはいいようですね。シコリや引きつれの有無を見つけることを優先し、見つかったら病院にて詳しい検査を受けることです。


紹介した方も典型的なシコリとは異なりましたがガンでした。ガンのケースに当てはまらないからと自分で判断したい気持ちもわかりますが、やはりガンにも色々な顔があるのです。


この方は今後抗癌剤でガンの芽を叩いていく計画です。私は漢方薬抗癌剤の副作用軽減と体調管理をお願いされました。全力で頑張るつもりです。

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