性感染症を防ぐ

先日HIVの新規感染者の増加を伝える情報を見ました。HIVとはエイズを発症する前の保菌者のことですが、ほとんんどが性行為を通じて感染します。一時のように話題に上らないため、我々医療関係者以外の人は関心が薄くなっているように感じます。

薬害エイズ被害者の川田龍平(間違いなかったと思いますが)さんが、参議院議員になり再び関心が高くなることを願わずにいられません。


根拠があるわけではないのですが、HIVに限らず性感染症は夏に新規感染が増えるのではないでしょうか。若者を中心に解放的な気分も手伝い、無防備なセックスをしてしまう。性行為経験者は明らかに低年齢化しているので、無知や誤った知識も問題です。


性行為のリスクは妊娠だけでなく、HIVなどの性行為感染症(STD)もあります。死に結びつくSTDにはHIVエイズ)だけでなくHPVによる子宮頸がんもあることを忘れてはなりません。


そしてこれらのリスクの大部分は、コンドームを使うことで防ぐことが可能ということも覚えておいて欲しいのです。当然、正しい使い方をするというのが大前提ですが。


またセックスパートナーの数が多ければ、リスクは指数関数的に(あるいはネズミ算的に)増えていきますから、パートナーの選び方には注意をしましょう。間違っても雰囲気に流されての安易なセックスは慎んだ方が身のためです。あなたの身体はあなたが守るしかありません。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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