自律訓練法

昨日のブログで、24日は自律訓練学会にて自律訓練法指導者としての講習を受けてきたと書きました。自律訓練法とは自律神経の異常なアンバランスを抑えるためのセルフコントロール技法です。一部例外もありますが、基本的にはあらゆる病気に応用が可能で、薬を使わずに症状を軽減できるのです。


自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。日中働いたりする時には交感神経が活発に働きスムーズに活動できるようになっており、休息時や夜間は副交感神経が活発に働いて疲れを回復するようにできています。これが自律神経の正常なバランスが保たれている状態です。


ところがストレスが強すぎたり過剰に身体が反応すると、交感神経が働きすぎて、動悸・ほてり・頭痛・吐き気・呼吸困難・便秘などいろいろ不快な症状が目立つようになります。この症状の程度によっては、通常の業務や日常生活に影響を及ぼすこともあるわけです。


普通は動悸(心拍数の過剰)を自分の意思で変更することなどできませんが、自律訓練法の練習を積めば誰でも正常な状態に近づけることができるようになります。ストレスによる身体への影響を少なくすることができるのです。


方法は至って簡単なため、自律訓練法の本やホームページを参考にすればできるようになると思います。しかし指導者についた方が早く正しく身に着けられます。


学会によると、技術が低い方が指導者をしている場合もあることを把握しており、今回のように学会主導で指導者を育成しているようです。


私ももう少しきちんとマスターしたら、皆さんに指導できるようになりますので、興味のある方はご参加下さい。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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