2008年はどんな年に

明けましておめでとうございます。
昨年がどんな年であったにせよ、気持ちを切り替えて新しい年を過ごしましょう。


毎年末、年賀状用に易を見ます。昨年は”同人”今年は”震”と示されました。新潟県に住む人にとって余りよいイメージがない文字ですが、よい結果に終わるという内容の卦です。


とは言うものの、初めの頃には雷鳴のようなビックリするような出来事もあるかもしれません。この時に慌てた行動をすると誤った判断をするかもしれないので、冷静に対応することが大切です。そうすれば最初の驚きは取るに足らないことで終わり、よい方向にすすんで終わることでしょう。


占いやスピリチュアルの人気には根強いものがあります。あなたもよい結果が出れば喜び悪い結果には肩を落とすでしょう。最近のおみくじには凶のないものまであるようです。


”禍福は糾える縄の如し”と諺にあるように、良い事ばかり続きません。反対に悪いことばかりも続きません。よい結果が出ても気を緩めることなく仕事や勉強に精進することが大切ですし、悪い結果が出ても後の人生で役に立つかもしれないので気を落とし過ぎることもないのです。


私が易をするようになったのは漢方の師である寺師睦宗先生の影響です。寺師先生が教わった安岡正篤先生は著書で、易は人生の羅針盤であるとの内容で、よい結果には気を引き締め悪い結果では落胆し過ぎないようにと記されています。


ともかくも、今年は良い卦が出たので素直に喜びましょう。しかし気を緩め過ぎることのないように注意しなくてはなりません。


また本年は漢方の世界では”火運大過”の年です。漢方の古書:素門には「火運大過の年、暑い日が多い。咳や喘息など肺の病気に罹りやすい。また肩や胸・背中などの強い痛みを伴う病気(心臓・肺・膵臓・胃のことと思われます)に注意したほうがよい。」と書かれています。


喘息・気管支炎・新型インフルエンザ・COPD・肺癌・狭心症心筋梗塞・心筋炎・川崎病・膵炎・すい臓がん・胃ガン・胃潰瘍逆流性食道炎・肝炎・肝臓ガン・胆のうがん・胆管ガン・胆石・・・などの病気には気をつけましょう。


年が明けたといっても新暦の新年で、易や漢方の世界では旧暦を用いますから正確に言えば節分までは昨年です。まぁ、細かいことは気にせず新しいスタートを始めましょう。今年もよろしくお願いします。


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