自殺を考えているあなたへ

薬品を使った硫化水素による自殺があちこちで起こり止まることを知りません。情報の入手はネットで簡単にでき、かなりの広がりであることから若い人の自殺が多いことと予想できます。


ここ10年くらい自殺者は毎年3万人を超えており、交通事故者数の3倍以上に上ります。自殺をしようと思う理由は、いろいろとその人なりの事情があることでしょう。ただし悲しい結論を出す前に次のような方もいることを過去の新聞記事から紹介します。


難病の脊髄性筋萎縮症を持って生まれたA子さん(33)には、残された時間はあまりない。症状が徐々に進み、全身を激しい痛みが襲っている。十分な栄養を取る力も、尽きようとしている。それでもA子さんは、笑顔を浮かべて話した。「障害があることを、不幸とも悲しいとも思わない。今まで生きることができて、幸せだった。支えてくれたたくさんの人に感謝したい」。


壁は何度もあった。障害を理由に普通小学校入学を拒否。中学の後半と高校は普通学校に通ったが、高校卒業時に進学希望の短大から、受け入れ設備の不足を理由に願書を拒否された。大阪府に開校を予定した障害者のための職業教育学校はずさんな計画のため、開校できない事態に陥った。


往診の主治医に体を触られるなどのセクハラを受けた。誰にも相談できずに5カ月耐えた後、多量の睡眠薬を飲んで自殺を図った。一命は取りとめたが、その後は眠りに入る際に呼吸障害を起こすようになり、睡眠薬なしでは寝付けなくなった。


「ずっと周りに支えられてきたけど、今は顔も知らない誰かを支えることができている」今、一番言いたいことを尋ねると、「世界中の人に」と静かに話し始めた。「乗り越えようとする気持ちさえあれば、どんな壁でも乗り越えられる。つらくて、悲しくて、自分が不幸だと思っている人も、いつかきっと幸せになれるはず。時には立ち止まってもいいから、未来を信じて進んでほしい」


記事は半年前の毎日新聞。今も元気ならA子さんは自宅の電話でカウンセリング相談をしていることでしょう。生きることは辛いことと仏教の教えにあります。それでも明日を信じてみませんか?


もしあなたが自殺を考えたら、私にメールを送ってください。必ず返事をします。1日1〜2回程度しか開かないのですぐ返事ができないかもしれません。でも必ず返事をしますから待っていてください。迷惑メールと間違えるかもしれないので件名は《Re:自殺を考えているあなたへ》でメールを下さい。自殺の前にあなたの悩みを私に教えてください。


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