相次ぐ湯名人の自殺に…

お盆ですね。盛夏という言葉がぴったりの暑い時期ですが、理研の笹井氏に次ぎ、俳優のロビン・ウィリアムさんの自殺が報じられました。

再生医療の分野でトップを走る笹井氏を追い詰めたものは何だったのでしょうか?
ロビン・ウィリアムさんを追い詰めたものは?
どちらも私らの知ることのない彼らなりの理由があったのでしょう。安らかな冥福を祈ります。

さて、私らカウンセリングを行なう者がコメントを発することは簡単ですが、私らに何ができたのでしょうか?
周囲の人が異常に気づき、専門家による治療を受けることは最低限必要なことだと考えます。
しかし、認知行動療法などの強化療法にしても、週3回くらいで1回1〜2時間です。残りの時間は?

強い自責感、虚無感などに襲われた人にとって、その人の周囲の環境が大きく影響します。
心理学的には「共感」という言葉で著しますが、表面だけの共感では強い自責感や虚無感に襲われた人に届くことはないでしょう。
ワトキンスは「共鳴」という言葉を使っています。著書を読むと私の共感なんてまだまだ・・・です。

でも、セラピストや医療者がいくら共鳴の域に達しても、周囲から共感や共鳴が得られなければ本人には辛い時間があるだけです。
残りの時間は、以上に気づいた周囲の人からの共鳴が一番の癒しになるはずです。

年間3万人を切ったと言われる自殺数ですが、殺伐とした時代であることに変わりはなく、何らかの対策が必要でしょう。
私は、今回の二人の自殺で、全体的な共感や共鳴の能力を高めることが重要だと考えています。

それを伝えてゆくことも広めてゆくことも、とっても重要なんだと思います。
秋になって、稲刈りが終わったら、そんなことも含めてセミナーを開催しようと考えています。

折角のお盆です。内観療法に触れることもいいことかと思います。


漢方薬心療内科相談・心理カウンセリング・皮膚科の病気・生活習慣病不妊
新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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