更年期障害は漢方向き

更年期障害は女性だけでなく男性にもあることを知っていますか?女性は比較的急激にホルモン分泌量が減るので閉経の前後数年間が更年期とされます。男性は徐々にホルモン分泌が減ってゆくので女性ほどハッキリと更年期が定まりませんが、泌尿器科医を中心に議論がされています。


男性の更年期が議論されるのはホルモン量に個人差がありすぎて正常と異常の境界がかなりあやふやな所にあります。どちらにしても更年期にかかると今までとは違って体調に変化を感じる人が多くいるのです。


更年期に感じる体調の変化は、自律神経失調症と呼べるものであり、個人差があったり症状も多彩です。老化によってホルモン分泌量が減少すると脳はたくさん出すように指令を出します。しかしホルモン量は増えないために脳がパニックを起こし自律神経のバランスも崩れるのが更年期障害の仕組みです。


同じアパートで隣が騒いでいれば気になって落ち着かないように、脳の中でも近所の”ホルモン指令中枢”と”自律神経中枢”はお互い影響を受けるのです。この逆ではストレスを受けると生理不順などにもなるのです。


更年期障害のように臓器に異常がない病気(機能性疾患)はバランスやリズムの微妙な乱れが原因で起こります。この微妙な変化を正すのに漢方薬は特に効果的だとされています。


ホルモン量の低下が原因ですからホルモン剤を服用するホルモン補充療法が行われていますが、副作用など議論の絶えることもなく賛否両論あるのが現実です。


男性ではハッキリとした統計を見たことがありませんが、女性では半数が更年期障害を経験するといわれています。あなたなら更年期を迎えたとき、どのように対応しますか?


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