車内の温度は50℃を超える

昨日の都議会選挙では自公路線に否定的な民意が反映された結果になりました。第一党になった民主党に変わったところで大差ないとの意見も聞きます。しかし世の中は今の閉塞感を破る何か変化を求めているように感じます。我々薬業界もノーと言われないよう自己変革を意識する必要があると思うのです。


さて毎年のように繰り返される乳幼児の車内での熱中症事故ですが、講演の資料作成に当たりいろいろ調べたところ密閉された車内はかなり危険なことが改めてわかりました。


例年であれば新潟県でも1週間程度で梅雨が明けます。天候にもよりますが、屋外にある車は短時間で車内温度が50℃を超えることがわかります。ダッシュボードの温度は70度を超えます。


窓を少し開けておく人もいますが、私が調べた資料では多少効果はあるものの車内に乳幼児がいる環境では安心できません。外気と入れ替わるのが車内の上層部の空気で乳幼児がいる部分の空気には大きな変化はないとの見方もあります。


これからの季節は特に、乳幼児を連れて外出する機会が増えることと思います。移動する車の中は安全な空間ではなく、時に危険な空間になることを保護者は意識するべきでしょう。


「5分で戻るから」「子どもが寝ているから」「エアコンを利かせているから」など全て言い訳にしかなりません。条件にもよりますが、車内の温度は30分で10〜20度上昇します。


折角の楽しい夏のレジャーを悲しい思い出にしないように、充分気をつけて行動してください。

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