小中高生の暴力行為が増加しているとの記事がありました。原因として色々考えられると思いますが、ストレスは子どもにだけ溜まっているのではありません。対人関係療法や交流分析の考えを基に私なりに対策を考えれば、過程での会話の時間を少しでも増やしてみたらいいのではないかと思います。今一度あなたの家族との会話時間を振り返ってみてはいかがでしょうか。
さて母乳育児は健やかな親子関係をはぐくむのにとても重要で、この重要性を疑う方はいないことでしょう。その母乳成分は母親の食事に大きな影響を受けていることを示す女医のブログを見つけました。以下に転載します。
「産後1カ月を過ぎるころになって、ようやく母子ともに授乳に慣れ、・・・・気もゆるんできたころです。そんなある日、異変が起きました。娘の顔面にポツ、ポツと湿疹が現れたのです。「乳児湿疹かな?」と気楽に構えていたところ、今度は私のおっぱいが痛みだし、しこりを触れるようになりました。何が原因なのだろう?と思い返し、夫が職場の方からいただいてきたチョコレートをつまんだことを思い出しました。おっぱいは正直です。一般的に、油っこい食物や甘い食物を食べ過ぎると、母乳の粘稠度が増し、乳腺がつまりやすい状態になり、最悪の場合には乳腺炎を引き起こすこともあります。そして、赤ちゃんの皮膚は非常に敏感なセンサーのようで、おっぱいの質によって発疹が出たりします。」
母乳の元は血液ですから、食事によって血液の組成に変化があったことを示していますね。そして血液は全身を巡って各組織に栄養を送り届けることから、各組織の状態も食事の影響を大きく受けることが想像出来ます。
今までの食事内容を変えることで、治らなかった病気が回復に向かうことがあります。漢方治療を行う医師や薬剤師は、アレルギー疾患や皮膚病に甘いものや脂肪の多い食品が悪いことを経験上知っており、厳格なまでに食事指導すること人もいます。私はそこまで行いませんが・・・・・(甘いのかな?)。
私が考える皮膚病の栄養療法は、どちらかと言えば不足した部分を補うものです。でも一歩踏み込んで食事内容を調べる必要があるのかもしれません。食事は身体を作ります。健康を考える時、一番根本にある食事を見直す必要がありますね。
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