手足のほてりとパーキンソン病

 台風の通過と共に、ようやく秋の涼しさが訪れたように思います。近年は、秋を
楽しむ間も無く冬型の気圧配置になるように感じますが、今年はどうなるでしょうか。

 最近は朝晩が寒いくらいなので、寝苦しいなんてことはありませんが、時々手足
の火照りで眠れないとの相談を受けます。若い世代であれば、疲労や軽い脱水状態
を疑い、生活状況を確認して行きます。

 でも、中高年以上であれば色々な病気のサインとして考えることになります。
火照りが足だけなら「むずむず脚症候群」かもしれません。対応できる漢方薬
選びながらも、あれこれと可能性を思い浮かべて説明をします。もちろん、単なる
疲労などのこともありますが。

 例えば「むずむず脚症候群」ならば、治療薬(パーキンソン病の薬)もあるので
その説明をした上で専門医を紹介することもあります。ただ、色々と検査をしても
病気の原因が特定できないこともあり、その時は漢方薬の出番ですね。
因みに、パーキンソン病の薬を使うと言っても、パーキンソン病とは無関係です。

 東洋医学的には、「虚熱」として見ることが多いでしょう。その背景に「血虚
や「陰虚」があると思われるので、補血や補陰が治療法となります。併せて、何故
その「虚」が生じたのか、原因を調べて改善することが重要です。

 私の相談のゴールは、症状改善だけでなく、漢方薬を使わなくても症状が安定
していることなので、生活の修正(できる範囲で)にも注力しているのです。

  漢方薬東洋医学の相談、心療内科と心の相談、丁寧な説明
 長岡の相談薬局・ひろはし薬局
  薬剤師・心理カウンセラー  廣橋 義和

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