痔の相談を受けるには勇気がいる

 頻度としては多くないかもしれませんが、「痔」の相談を
受けるときは、ちょっとした勇気がいります。
「相談を受けて、適切な薬などを提案し、販売する」という
スタイルなので、プロに相談するという安心も提供している
つもりです。

 

 ただ、肛門の異常=痔ではありません。最近は、症状を入力
すればAIがかなり高い精度で病気を答えてくれます。多くの
人は、「肛門の異常で診察を受ける」「相談して薬を購入する」
ことよりは、ドラッグストアやネット販売などで薬を入手して
いることでしょう。

 

 でも、私が頭に浮かべるのは、「痔」のような症状なのに
「痔ではない病気」です。中年以降の方であれば、真っ先に
「直腸がん」などの悪性疾患を想定します。若い方であれば、
「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」などの自己免疫性疾患や
「尖圭コンジローマ」や「肛門ヘルペス」などの性感染症を
考えます。

 

 これらを言葉のやりとりだけで区別することは基本的に
不可能です。かといって皮膚のように見ることもできません。
(過去には強引に「見てくれ」と言った方もいますが、、、)
「重大な病気をスルーしない!」ことは、医者であろうが
薬局であろうが変わりないのです。

 

 私は「痔」についてある程度深く勉強してきたつもりです。
だからこそ、「痔」以外の「痔らしい病気」も自然と浮かんで
きます。そして、それらの区別が難しいこともわかっています。
幸いにして個人薬局で「痔」の相談は多くありません。

 

 ただ、ドラッグストアやネットで購入している方の中には
別の病気も紛れ込んでいると想像します。たいていの薬は
「数週間使用しても改善がみられない場合は・・・」と
記載されてますので、その文章を無視しないで欲しいと
願います。

 

 多くの「痔主」の方には関係ない内容かもしれませんが、
私が「痔」の相談を受けるときの心情を少し吐露しました。

 

  ----------------------------------------------------------------------

 漢方薬東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明

長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL  (0258)37-7551

 薬剤師・公認心理師スクールカウンセラー  廣橋 義和

 

  ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。   https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/

 

 問い合わせメールは《Re:タイトル》でお願いします。 

     ⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)

 

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。

 

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。

ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、

病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく

お申し付けください

急な下痢と食中毒

 急に暑くジメジメとしてきました。カビや細菌にとっては
増殖しやすい時期になったわけです。長引く咳では、カビが
関係するタイプがあります。また、水虫も代表的なカビによる
皮膚病ですよね。

 

 そして、気をつけたいのが食中毒です。腹痛を伴う急な下痢
となれば、まずは食中毒を疑いたいものです。
主な食中毒菌を挙げてみます。

 

病原性大腸菌:食中毒の原因菌のトップです。ときに致死的に
 なる腸管出血性大腸菌(O-157など)も仲間です。

 

サルモネラ菌:卵料理で出やすい。厄介な点は、症状が回復
 しても、体内には菌が残っていて二次感染を起こしやすいこと。

 

腸炎ビブリオ:魚介類などに含まれることが多いため、刺身や
 寿司などに注意が必要。

 

上記の病原性大腸菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオは、熱に弱い
ため、しっかり加熱することが食中毒の予防につながります。

 

黄色ブドウ球菌:手のキズなどから感染しやすい。この菌の
 毒素は、熱にも分解されにくいため、増殖させないことが
 重要。

 

ボツリヌス菌:缶詰や真空パックでも死滅しない菌なので、
 油断ができない菌。しびれや麻痺などの症状がメイン。

 

カンピロバクター:肉類や乳製品に多く、熱には弱いものの
 低温に強いため、夏に発生が多い。潜伏期は最長10日。

 

 食中毒の予防の基本は、加熱と手洗いなどの衛生管理です。
ですが、加熱でも分解されない毒素を出す黄色ブドウ球菌や
真空状態でも死なないボツリヌス菌など、注意が必要な菌も
食中毒を起こします。

 

 また、カンピロバクターやサルモネラ菌は、1週間程度の
潜伏期があるため、数日たてば大丈夫とも言い切れません。
10月くらいまでは、食中毒の発生シーズンですので、万全の
注意で予防に努めたいものです。

 

 とはいえ、万が一にも食中毒になった場合、たいていは
数回の下痢や嘔吐で済むだろうと思います。このときの下痢や
嘔吐は命を守る防御反応ですから、むやみに下痢止めを使用
しないように注意が必要です。

 

 最善策は、水分とミネラルの補給ですので、市販の熱中症
用の飲料水でも構いませんし、味噌汁やスープなどでも問題
ありません。

 

 ただ、一時的に乳糖を受け付けにくくなっているとのこと
ですので、乳製品(ヨーグルトやアイスクリームなど)は
控える方が早く回復できるようです。

 

 また、3日以上続くような下痢の場合は、単純な食中毒で
ない可能性がありますので、医療関係者に相談されることを
おススメします。

 

  ----------------------------------------------------------------------

 漢方薬東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明

長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL  (0258)37-7551

 薬剤師・公認心理師スクールカウンセラー  廣橋 義和

 

  ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。   https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/

 

 問い合わせメールは《Re:タイトル》でお願いします。 

     ⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)

 

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。

 

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。

ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、

病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく

お申し付けください

漢方相談・家族療法・チーム医療

 漢方薬を正しく使うには、東洋医学の考え方や東洋哲学を
理解することが必要です。でも、それには、時間もお金も
かかりますし、慣れている科学的思考から一旦離れることも
必要です。

 

 ですから、コスパやタイパを重視すれば、難しい理屈を
抜いて、「○○病には△△湯」(例えば風邪には葛根湯)と
いうようになります。

 

 ただ、これは、体質を考慮しない誤った使い方と言えます。
予期しない副作用も出やすくなりますし、実際、過去には
大問題にまで発展したこともあります。
こんなことを考えていたら、漢方相談は家族療法に似ていると
思えてきました。

 

 家族療法では、誰が悪いという見方をしません。たまたま
調子を崩した人がいるものの、原因は家族関係にあるという
見方をします。そして、家族の関係性を調えるように働き
かけるのです。実際、それで改善するんですよね。

 

 漢方でいう「体質」とは、身体の構成要素の関係性という
ことができるでしょう。最近は臓器同士のネットワークが
いろいろ研究されていますが、「ネットワークの状態」と
言えるかとも思います。

 

 ですから、ネットワークを改善すれば具合が良くなるとの
考えで、病態を東洋医学的に考察し、最も相応しい漢方薬を
使うのです。同じ病気でもネットワークの乱れ方は個人個人
異なりますから、使う漢方薬も異なって当然です。

 

 そんなことを考えていたら、「チーム医療」も同じような
視点かもしれません。何か事故があった場合、原因を探求する
ことは大切ですが、原因を発生させるような関係性がチームに
潜んでいるのかもしれないとの視点を家族療法なら持ちます。

 

 現代の科学的医療と漢方医学の優劣を決めるのではなく、
それぞれの視点の違いを認識して使うと良いのです。
そうすれば、医療はもっともっと良くなることでしょう。
同じように、個人療法と家族療法も優劣をつける必要など全く
ありません。存在するのは視点の違いだけですから。

 

 ただ漢方薬を使うなら、正しく使ってほしいので、今までと
同じ視点ではダメなんだと、全体のネットワークがどうかという
視点を入れて考察してほしいと考えています。

 

  ----------------------------------------------------------------------

 漢方薬東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明

長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL  (0258)37-7551

 薬剤師・公認心理師スクールカウンセラー  廣橋 義和

 

  ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。   https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/

 

 問い合わせメールは《Re:タイトル》でお願いします。 

     ⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)

 

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。

 

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。

ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、

病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく

お申し付けください

はしか(麻疹)の脅威

 東京都は5月18日から麻疹(はしか)ワクチンの緊急接種を
始めたとのニュースが先日ありました。
それほど今年の麻疹の患者数が急増しているということです。

 

 麻疹(はしか)は、空気感染で広がる極めて感染力の強い
感染症です。感染力の強さは「再生産数」で示しますが、
記憶に新しい新型コロナ感染症の発生初期で1.5~3.5人と
されていました。

 

 ところが、麻疹(はしか)の再生産数は、12~18人です。
感染者とすれ違っただけで発症したケース、同じフロアにいた
だけで発症したケースもあるように、基本的に免疫のない人は
まず感染すると考えていいでしょう。

 

 東京は、地方と違って公共交通機関が整備されています。
このことは、診断前の麻疹患者と同じ車両に乗り合わせている
可能性があるということです。診断後なら「公共交通機関を
使わずに!」という注意を与えられるはずですから。

 

 報道によれば、主な患者層は10~30歳代の若い人たち
で、ワクチンによる抗体価が低い年齢層が中心です。
現在のところ、確実な予防策はワクチン以外ありませんので、
ワクチンの接種歴を一度確認することをおススメします。

 

 また、麻疹(はしか)患者20人のうち、6人は合併症を
起こし、5人は入院が必要になるといわれます。肺炎や脳炎で
死亡したり、難聴や失明などの後遺症で苦しむ方もまれでは
ないようです。

 

 新型コロナ感染症のパンデミックが過ぎても、いろいろな
感染症のリスクが減ることはありません。国内での移動や
海外との交流などを考えれば、危険な感染症の大流行が
いつ起きても不思議ではないのです。

 

 東京都での、麻疹(はしか)患者の増加報告を、東京都
だけの出来事と受け止めずに、適切な感染防止対策を行いつつ
日常生活を送りたいものです。

 

  ----------------------------------------------------------------------

 漢方薬東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明

長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL  (0258)37-7551

 薬剤師・公認心理師スクールカウンセラー  廣橋 義和

 

  ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。   https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/

 

 問い合わせメールは《Re:タイトル》でお願いします。 

     ⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)

 

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。

 

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。

ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、

病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく

お申し付けください

「多汗症」対策としてのリラクセーション

 暑くなると、気になるのが「汗」です。かと言って、体温を
下げるために必要な機能なので、自然と言えば自然なのですが。
熱中症対策としても、「汗をかけない」人よりは健康的では
ないでしょうか。

 

 今回は、単なる「汗かき」ではなく、手のひらや脇などの
身体の一部に多く汗をかく「局所多汗症」についてです。
いわゆる制汗剤のターゲットですね。

 

 今年2月に神戸大学の福本毅らの調査研究(神戸スタディ)が
発表されました。「局所多汗症」に関連する要因特定を目的に
実施されたものです。
(Fukumoto T, et al. Front Med (Lausanne). 2026;
13:1739715.)

 

 その結果、腋臭症や湿性耳垢との関連が高く出ました。この
あたりは予想できますが、ストレスとの関連なのか、不安症や
喫煙も関連要因として重要なことがわかりました。

 

 局所多汗症の治療には最終的に交感神経の切断手術が行われ
ますが、ストレス反応としての交感神経活動を考えると、
今回の結果も納得ができます。

 

 そして、ストレス対策がそのまま多汗症対策になるという点も
重要です。つまり、「ストレス対策⇒交感神経活動抑制⇒発汗が
抑えられる」という関係が当てはまります。

 

 ストレス対策としてのリラクセーション自体で、「どの程度
発汗を抑えられるか?」は、リラクセーションの方法や熟達度に
よって差が出ると思いますが、「だから実施しない」ではなく、
コミュニケーションの円滑化やストレス病の予防のためにも是非
取り組んでほしいと思います。

 

 さらに、交感神経活動を抑制するのはリラクセーションだけでは
なく、一部の漢方薬にも認められます。事実、一部の漢方薬は
多汗症の治療に用いられており、実際に発汗量が減少したとの
結果も報告されているのです。

 

 なので、多汗症に悩んでいる方は、効果的なリラクセーション
に加えて体質にあった漢方薬を使うという選択肢もあるという
ことです。是非一度お試しになってはいかがでしょうか。

 

  ----------------------------------------------------------------------

 漢方薬東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明

長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL  (0258)37-7551

 薬剤師・公認心理師スクールカウンセラー  廣橋 義和

 

  ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。   https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/

 

 問い合わせメールは《Re:タイトル》でお願いします。 

     ⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)

 

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。

 

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。

ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、

病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく

お申し付けください

子どもの起立性調節障害

 ゴールデンウイーク明けは、会社員や大学生の「五月病」が
注目されやすい時期です。小中高生では、「起立性調節障害」が
目立ちやすくなるように思います。

 

 どんな病気・症状にも言えることですが、本人の感じる苦悩を
周囲の人は感じることができません。五月病も起立性調節障害も
本人の中ではつらい変化が起きているのですから、その想像力を
忘れないようにしたいものです。

 

 小中高生、特に思春期頃の起立性調節障害は、身体の発育と
大きく関係します。なにしろ急激に大きくなる身体なので、
栄養も酸素も今まで以上に必要になります。ただ、栄養や酸素を
全身(特に脳)に届ける心臓や肺の機能が身体の発育に追いつか
ないこともあります。

 

 これが思春期の起立性調節障害の特徴です。この身体と内臓
機能のアンバランスは数年もすれば解消されますので、温かく
見守ってあげたらいいと思います。そうは言っても、つらい
症状をなんとか軽く済ませたいもの。

 

 薬物療法もありますが、発育途上の内臓に負担をかける
ようなイメージがあり、個人的にはあまり積極的にはおススメ
しません。漢方薬で内臓の成長を促すサポートと対症療法と
して症状を軽くしてあげるくらいですね。

 

 なによりも大切なのが、日頃の生活でしょう。内臓機能を
発達させるためのトレーニングとしての意味合いがあります。
内臓機能の調節は自律神経が行っているので、規則的な生活は
基本になります。

 

 体内時計を実際の時刻に合わせることなので、多少のつらさは
耐えることがトレーニングになります。大きく時間がズレている
方は、少しずつ修正をかけるようにします。症状が強い人は、
布団の上で身体を起こしておくことからスタートしましょう。

 

 一番良くないのは、朝が弱いからと起こさないでいること
(=体内時計がズレて自律神経が働きにくい)と、気持ち悪く
なるからと横になっていること(=内臓機能を怠けさせる)です。
このあたりの症状を軽くするために漢方薬を使うのです。

 

 「起立性調節障害」自体は、成人の身体へ成長する通過点の
一つです。温かく見守りつつも、怠けさせ過ぎることなく、
必要な身体機能を発達させたいものです。

 

  ----------------------------------------------------------------------

 漢方薬東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明

長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL  (0258)37-7551

 薬剤師・公認心理師スクールカウンセラー  廣橋 義和

 

  ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。   https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/

 

 問い合わせメールは《Re:タイトル》でお願いします。 

     ⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)

 

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。

 

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。

ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、

病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく

お申し付けください

整腸薬を治療に活かすために

 腸内細菌叢、多くの研究者がこの魅力にとりつかれ、新たな
可能性を探っています。その結果、いろんな病気との関係や
身体の組織との関係性など、次から次へと報告されているので
情報整理が追いつかないというのが私の正直な感想です。

 

 それでも、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病などの
脳神経疾患、慢性関節リウマチなどの自己免疫疾患、喘息や
アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、等々、その影響の
及ぶ範囲を思うと無視はできません。

 

 例えば、第66回日本呼吸器学会で発表された肺がんの
報告では、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の効果が
酪酸菌CBM588および食物繊維により増強されたと
いいます。

 

 この例に限らず、腸内細菌叢の可能性を考えたら、病気の
治療や予防に整腸薬を積極的に使用する(活かす)ように
したらと私は考えます。

 

 整腸剤の多くは、生きたまま腸内に届いて働くように製造
されています。ただ、彼らが増殖するにはエサとなる食物繊維が
必要です。ですから、先ほどの肺がんの報告でもCBM588
だけでも増強効果が認められましたが、食物繊維が多い人ほど
その効果は高かったそうです。

 

 そこで、手軽にサプリメントなどで補う方法もあるものの、
腸内細菌叢は多くの種類の菌がいることが重要とされるので、
当然のことながらエサもバラエティー豊富であることが大切
だと考えます。

 

 バラエティー豊富な食物繊維の摂取は、日頃の食事です。
多種類の食品をメニューに取り入れ、バランスのよい献立が
理想と考えます。

 

 腸内細菌叢を育てるエサが豊富な献立を食べることで、
病気の治療や予防に役立つ腸内環境の基礎ができるのでは
ないでしょうか。

 

 その上で、ヨーグルトや納豆などの発酵食品も加えたり、
整腸薬を良い意味で刺激してあげると、単なるお腹の調子を
整えるだけでない、可能性を拡げる活きた使い方になると
思います。この分野まだまだ目が離せないですね。

 

  ----------------------------------------------------------------------

 漢方薬東洋医学の相談、心療内科領域の心の相談、丁寧な説明

長岡の相談薬局・ひろはし薬局  TEL  (0258)37-7551

 薬剤師・公認心理師スクールカウンセラー  廣橋 義和

 

  ひろはし薬局のサイトでより詳しい情報を提供します。   https://hirohashi-pharmacy.jp/blog/

 

 問い合わせメールは《Re:タイトル》でお願いします。 

     ⇒8hirohashi\gmail.com (\は@に変えてください)

 

 薬機法の関係で、具体的な薬品名は表示を控えています。

お知りになりたい場合は、直接ご連絡ください。

 

 訪問による出張相談・在宅相談にも積極的に応じています。

ひきこもり・うつ病などのメンタル相談、外見の気になる皮膚病相談、

病中・病後など体力低下による外出困難な場合、など遠慮なく

お申し付けください