リウマチについて

昨晩は、長岡赤十字病院にて”中越リウマチを診る会”の
勉強会に参加。リウマチと結核の関係が主なテーマ。

リウマチ患者は、免疫抑制剤を使う頻度が高いため、
どうしても結核や他の感染症が合併しやすい。
常に結核を念頭に置く必要があるというのが趣旨。


DMARDsと呼ばれる抗リウマチ薬が登場してから
リウマチの治療法は大きく変わった。最近は生物学的製剤
も使われ、早期に診断がつけばリウマチの進行は
以前とは比べ物にならない位抑えられるようになっている。


その一方、治療費の負担・薬の副作用・合併症など
新しい問題もあるようだ。
また、我々漢方家が重視する体質に対するケアは
だんだん忘れられてきているようにも感じる。


どうして女性に多く発症するのか?
私は血虚が大きく関係しているのではないかと
思っている。事実、血虚を改善してリウマチ症状が
改善した経験がある。女性に多いのも理解できる。
血虚を改善して体質を強化し、その上で最新の
治療をすれば効果的と考えている。
血虚の改善には、体質でいくつかの漢方薬があるし
”レバコール”でもある程度は代用できると思う。
統合医療とは、このようなものと考える。


長岡の漢方相談は ひろはし薬局で
http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/