紫外線の増加する頃ですよ

もう4月になるというのに昨日も雪がちらつきました。でも田植えに向けて準備を進めないといけません。身体は冬の間に鈍っていますから、徐々にヒートアップさせないといけないと考えています。


近年は紫外線に対する女性の意識がだいぶ高くなってきたように感じます。今の時期でも時々日傘を指している人を見かけるのです。雪国では雪面からの反射光も注意しなくてはいけないのですが、温暖化の影響でしょうか必要性が薄くなっています。


さて、紫外線の影響はUVAとUVBにより異なります。日焼けやシミなどはUVBを、シワやたるみにはUVAの対策が必要になります。目に対する影響では恐らくUVBに気をつければいいと思われます。


肌・皮膚に対する紫外線の害については、非常に多くの方が知ることとなりました。皮膚科医の啓蒙が功を奏したのだと考えます。その一方で紫外線を使った治療も行われており、紫外線は功罪の両方を持っているのです。適切に利用すればいいのです。


日常生活で紫外線の害を防ぐにはサンスクリーン剤(日焼け止め)を使用します。SPF20〜30以上・PA++以上の製品を目安にお選び下さい。SPFはUVBの防御効果、PAはUVAの防御効果を現します。


雪国では冬期間、日射量の減少に伴い、体内のビタミンD量も減少することがわかっています。ビタミンDはカルシウムの吸収に関係する他、感染症の予防にも関係するなど重要な働きがありますので、必要以上に日光を怖がることはお奨めできません。でも大概1日30〜60分程度の日光で十分効果があるとのことなので、基本的には紫外線の害を抑えることに気をつければよいでしょう。


目への影響も考えると午前8時くらいからは紫外線を意識する必要がありそうです。皮膚への影響は10〜14時ころが注意の必要な時間です。これから10月頃までUVBが増加します。若い人も今から紫外線対策をすることが将来の美容対策を考える上でも重要なことです。

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