今回の新型インフルエンザについて

連休は農作業に勤しんでおりました。お陰で少し健康的な色に肌が焼けました。本日から薬剤師に戻って業務開始ですが、まだ頭の切り替えが上手く出来ていません。それでも新型インフルエンザ情報は毎日チェックしていましたので、現在までの状況から今後の展開などを考えてみたいと思います。


今回のH1N1ウィルスは通常のインフルエンザウィルスと比べても特に毒性が強いような印象はありません。そのため米国では学校閉鎖などの対処は必要なしと判断されています。新型インフルエンザならどれでも同一の対処しかしないというのは全く本質を理解しない愚策でしょう。(日本?)


今回政府は新型ウィルスを国内に入れないチェック体制をとりました。疑問ですが、潜伏期を考慮しないのであれでは発症前のウィルス保有者は自由に出入国できます。一部の専門家は既に国内に侵入していると見ています。私も同意見です。


今回の件でわかったことは、政府やWHOに新型インフルエンザの封じ込めは出来ないだろうということです。つまり私達に出来ることは、情報をいろいろな機関から収集し、自分なりに防御策をとることです。具体的内容はホームページに掲載してあります。勘違いしていた内容もあったので、訂正しておきました。


あまり考えたくないことですが、強毒型の新型ウィルスだったら大変な騒ぎになっていたのではないでしょうか。これから暑くなりインフルエンザとは無縁と思われるかもしれません。でも沖縄で7月にインフルエンザが大流行したことが数年前にあったことをお忘れなく!


そしてあと4〜5ヶ月もすれば、また本格的な風邪・インフルエンザシーズンに入るのです。この時に今回のような簡易キットでインフルエンザをチェックすることは物理的に不可能です。しかも上に述べた理由で意味がありません。


医療機関の体制がどうなるか不安もありますが、現時点では国内に侵入してきたウィルスに罹らないように、自分で防御することが大切だと考えています。医療機関も正確な情報が入手できず右往左往しているのが現状のように思えます。


今回の騒動は、予行練習として多くのことがわかったと思います。自分やあなたの大切な人を守るため、行動計画を立てて必要なら修正をかけて備えていただきたいと思います。
このブログを読んでくれている貴方や私の薬局に来る人を私は守りたいのです。

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