子どもの足の痛み

例年ならば台風が数多く上陸する頃なのですが、今年は少ないですね。恐らく台風の発生自体が少ないわけではなくコースが外れたことだろうと理解しています。偏西風の進路や大陸の気圧が影響しているのでしょう、冬の天候も気になりますね。


秋は気候的に穏やかで、いろいろな行事が行われます。子どもの遠足・運動会などのスポーツやレジャー、文化祭・音楽祭など文化的行事など目白押しですね。このような行事の後に限って、親の期待を裏切り子どもは体調を崩すものです。


子どもなりに気を使って精一杯活躍した証なのでしょうが、親としてはハラハラドキドキものですね。まぁ、これもいい思い出になるものですが・・・。


幼児期の子どもの足の痛みで先ず思い浮かぶのは成長痛ですね。この成長痛、ハッキリした原因がわかっていません。疲労が原因とする説、脚部の成長に伴う変化が原因とする説、そしてストレスなどの心因性によるとする説、などが考えられています。


大抵は夕方から夜間にかけて痛みが発生し翌朝には痛みが消えるというパターンです。数年間繰り返すケースもあるようですが痛みが持続することはほとんどありませんから、1〜2日経って消えない痛みは成長痛以外の病気を疑わなくてはなりません。


と言っても整形外科の医師も悩むことが多いのが成長痛。我家の長男は成長痛と診断されましたが、最終的には別の病気でした。痛恨の極みです!いつ痛むのか、歩き方はどうか、熱や腫れはないか、痛みの持続時間は、痛む場所を押さえたりさすった時の反応は、・・・このようなことをチェックして医師に伝えるべきでしょうね。


昨日の講演でインフルエンザ脳症の話題に触れました。脳症が疑われるサインをあげた上で「医師の診察時にこれらの症状が出ることはほとんどありません。異常を見つけるのは家族なのです。ポイントは・・・。」どんな病気でも身近な人が異常の状態を正確に把握していたほうが診断精度は高まります。


痛み止めを飲んでも効かなかった女子小学生の原因のハッキリしない足の痛みが漢方薬で治まったことを先日経験しました。成長痛とは異なるようでしたが、子どもってのは成長の過程で何が起こっても不思議ではないんですね。


医師にかかる時も私らに相談する時も、症状・状態をよく観察してきてください。効率よい医療を受けるためには最低必要なことですね。

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