パーキンソン病について

パーキンソン病筋萎縮性側索硬化症(ALS)を
ビデオで勉強しました。
脳の萎縮や神経の変性を認める神経の病気は
一般に治りにくい。治すというよりも進行を
いかに遅らすかが治療の焦点になっています。


したがって、早期発見が重要となるわけで
開業医だけでなく我々薬局も”基本的なことを
覚えておかないと患者さんの治療機会を遅らすことに
なる”というのが持論です。


10万人当たり70〜80人の有病率なのがパーキン
ソン病。神経難病のなかでは比較的ありふれた病気です。
脳の中でドパミンの量が減って必要な情報伝達が不充分
になっているのが病態です。ですからドパミンを増やす
薬を飲んで症状を抑えるわけです。


なぜドパミンが減るのかは、よくわかっていません。
フリーラジカル活性酸素)が関係しているらしいので
脳でも抗酸化作用を発揮できる牛黄(ごおう)を使用すると
進行スピードを遅らせることができるのではと考えます。


現在、苓桂朮甘湯を飲んでもらっている方がいます。
少しよいようです。知り合いの薬剤師に相談されて
続命湯を飲んでもらった方は、非常によくなったそう
です。この他にも使える漢方薬は多くあります。


他の病気も神経難病同様、早めに対処するのが大切
だと思いながらテープ学習を終えました。


新潟県長岡市 漢方相談 ひろはし薬局
http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/