コラーゲンの製品を販売しているメーカーから研究費を寄付して
もらったら、何とかしてメーカーに都合のよい結果を出したいと
考えると思います。一方、NOという結果を出すために寄付する
メーカーは皆無でしょうね。
だから、スタートラインが公平ではないという視点を忘れずに
この問題を考える必要があります。
今回は医療系情報サイトを運営するm3が約2000名の医師の
アンケート調査を参考にしました。
「なる」は6%、「どちらかと言えばなる」が17.5%、
「ならない」は27.7%、「どちらかと言えばならない」が
23.1%、というのが医師の意見でした。
ある程度の予想される結果だと思います。
「なる(どちらかと言えばを含む)」側のコメントには、
プロリンなどの一部のアミノ酸は皮膚のコラーゲンを形成する
のに必要だから、という意見が多いように感じました。
「ならない(どちらかと言えばを含む)」側は、一度は
消化の過程で分解されるから、という意見が圧倒的に多く
ありました。
私も、こちらの意見に賛成ですが、プロリンなどの一部の
アミノ酸が気になっています。
総合的に考えると、食事からのたんぱく質摂取が充分で
ないと、肌のために摂ったコラーゲンなどは、全身に分配
されることになります。つまり、たんぱく質不足の方は、
コラーゲンを摂取しても肌がきれいになることはないと
言えます。
一方、日頃のたんぱく質摂取量が充分な人は、美肌の
ためにコラーゲンからのプロリンなどが補給されると
考えます。ただ、日頃のたんぱく質摂取量が充分なら
プロリンなども充足していると思いますので、どの程度
期待できるかな?とも考えます。
ちゃんとした研究があるかわかりませんが、元気な
高齢者はたんぱく質をたっぷり摂っているようです。
また、見た目年齢が若い人は、血管や内臓などの年齢も
若いようです。ということは、たんぱく質をたっぷりと
摂っていれば肌はきれいに保てると考えられますね。
長岡の相談薬局・ひろはし薬局 TEL (0258)37-7551
薬剤師・公認心理師・スクールカウンセラー 廣橋 義和
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