学校の薬品検査&給食検査と研修会

昨日の午後は忙しかった。私が担当する栃尾の中野俣小学校と西谷小学校に学校薬剤師として検査に出向く。
薬品検査とは、保健室の医薬品・理科薬品・農薬などが適切に管理されているかを確認すること。給食検査とは給食の調理・食器や調理器具が衛生的に管理されているかなどを確認することである。


学校医はご存知だろうが学校薬剤師というものが存在することはほとんどの人はわからないだろう。薬剤師の中にも知らない連中がいることだろう。地味な活動だが、生徒児童の学校生活が快適で衛生的に送れるように活動している。活動している薬剤師は地域に密着している薬剤師がほとんどであろう。ただ全国的には地域密着型の薬剤師は減少傾向で、学校薬剤師の希望者が少なく、一部の薬剤師に負担が大きくなっている。私も自分の仕事を調整して4校を担当している。


さて、店を閉めてからは「メタボリックシンドローム研究会」主催の勉強会へ。講師は九州大の清原裕教授。
メタボリックシンドローム動脈硬化の独立した危険因子であり、日本の診断基準を少し改めればもっとよい基準になるという。修正する箇所は腹囲。男性:85cm→90cm、女性:90cm→80cmにすると動脈硬化性疾患の発病率が明らかに差が出るとの結果を示された。


私などは少しホッとしたが、女性は大幅に対象者が増えるだろう。病気の予防に大切なのはやはり適正体重。必要な栄養はきちんと摂るがカロリーだけは極力抑えるのが基本。その上で運動を取り入れないといけない。魔法のダイエット法なんて存在しないと思わないといけない。
ひろはし薬局では、病院採用の肥満症治療食”オプティファースト”と低カロリー食”キビカット”を取り扱っている。代謝が落ちている人や食欲旺盛すぎる人には漢方薬もおすすめ。


自律神経失調症不妊症と婦人病
新潟県長岡市 漢方相談 ひろはし薬局
http://www3.ocn.ne.jp/~hirohasi/