他人のタバコで認知症に

タバコが健康被害を及ぼすことは、既に多くの人が知っていることです。最近政府のまとめた対ガン基本戦略(正確な名称は覚えていないのですが・・・)のなかに、タバコ対策が入っていなかったことは、画竜点睛を欠くような内容だと私以外にも多くの方が述べています。


タバコ産業に従事する人や税収を意識してのことでしょうが、長期的視野に欠ける情けない中身となりました。タバコを減らせば1/3はガンを少なくできるといわれているのです。


ガンの問題は別の機会に述べるとして、この度タバコの副流煙(周りに喫煙者がいると)で認知症(痴呆・ボケのこと)になりやすいとの報告が米国の学者より発表されました。


血流低下が認知症の原因として考えられるとの考察がありましたが、活性酸素の影響による脳細胞の破壊もあるように思います。


タバコを吸う人にとっては1利あるかもしれませんが、吸わない人にとっては公害以外の何物でもありません。愛煙家を自称する方も健康を考えればやめるべきと思いますが、愛する家族を含めて周りの人の健康も害しているということを自覚するべきでしょう。


吸わない私たちは、できるだけタバコの煙を避けるようにして、わが身の健康を守りましょう。


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