目にゴミが入ったら

今稲刈りの真っ最中です。屋外で仕事をしていると、風に飛ばされたゴミが目に入ることがありますね。小さい頃など思わず目をこすっては怒られたものです。「こするな」と言っても自然と手が目にいきますよね。


ゴミが目に入った状態でこすると角膜という部分に傷がつきます。ゴミには多くの細菌やウィルスなどがついていますから、これらの雑菌を角膜に移植しているようなものなのです。ただ目も涙を出して容易に感染しないようになっていますが、こすると感染の可能性が高くなるのです。


そこでどうしたらいいかというと、きれいな水で洗い流すようにするのが一番です。洗面器に水を張り、顔をつけて水の中で目をパチパチとすれば目に付いたゴミは大抵流れるはずです。流水でも構いませんが、ちょっとやりにくいかもしれません。


近くにきれいな水がなければ、じっと目を閉じているだけで涙が出て自然と流れることもあります。瞼の上からも手で押さえたりしないよう注意してください。冷たいおしぼりが用意できれば、それで目を冷やせば痛みは多少和らぎ我慢しやすくなりますね。


眼科の医師は、ゴミを除いた後ビタミンB2入りの点眼薬を使うこともあります。角膜の修復作用を期待するようで、私もこれに倣いビタミンB2入りの目薬をお勧めしています。角膜の傷は怖いですから、あまり軽く見ないようにしましょう。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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