脳卒中を防ぐには

日本サッカーのオシム監督が脳梗塞で倒れて1週間になるでしょうか。ヤマは超えたそうですが依然緊迫した状態が続いているようです。1日も早い回復を願うと共に後遺症が出なければいいなと思っています。


脳卒中は、くも膜下出血などの出血タイプ・動脈硬化などで脳の血管が細くなる梗塞タイプ・血栓などが血管を塞ぐ塞栓タイプに大きく分かれます。


オシム監督がどのタイプかは私は知りませんが、脳がブドウ糖という栄養と酸素を大量に必要とする臓器ですから血流が長く途絶えると脳細胞の壊死を招き障害を残すことになります。心肺蘇生法で心臓マッサージの中断時間を極力短くするのは脳の障害を最小限に留めるためでもあるのです。ひょっとしたら低体温療法を行っているかもしれません。


出血タイプは高血圧を適切に管理するようになってから減少傾向のようですが、梗塞タイプは食生活の欧米化に伴いアテローム型が増えています。増減は把握していませんが塞栓タイプは心房細動などの不整脈が主な原因で生じますから血栓が生じないようワーファリンで予防しています。


血管の奇形が関係する出血タイプ以外の脳卒中生活習慣病と密接に関連があります。高血圧・糖尿病・高脂血症(脂質代謝異常症と名称が変わるんだったかな?)などが原因となりますが、その背景には肥満があることが多くメタボリック症候群が注目される所以です。


これらの生活習慣病は発症するまでは自覚症状に乏しいため、治療意欲が長続きしないという欠点があり特に糖尿病では食事制限が加わるために更に難しいようです。これらのリスクを点数化してわかりやすくできないかと現在頭をひねっています。


脳卒中の予防策は、体重管理と生活習慣病の管理が第一条件ですが、一歩進めてより積極的に予防するには、田七人参・霊芝・生薬製剤2号方・牛黄などをおすすめします。霊芝・牛黄は血管の柔軟性や動脈硬化の進展防止にいいのですが多少コストが掛かります。


田七人参と生薬製剤2号方は血栓を生じさせるオケツ状態を改善したり動脈硬化を予防したりする効果が期待でき1日約350円のコストとなりますが、脳卒中という病気を考えれば比較的リーズナブルかと思われます。


牛黄は1日1000円以上になりますが、後遺症や麻痺などの改善例に多く使用されており費用に換えられない魅力を感じています。


脳卒中の場合、後遺症が残ると介護などの問題が生じ家族に掛かる新たな負担(人的・金銭的)に悩むことになります。脳卒中は発症した本人だけでなく周囲の人も苦しむ病気だということをご理解下さい。


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