性生活を考える 

昨日はバレンタインデーでしたね。私のように40代の後半に入ると、義理チョコでさえ数が少なくなります。わが女房殿も結婚して20年近く経つと、チョコを用意するのではなく私の義理チョコを当てにするようになって、愛だの恋だのロマンチックな関係ではなくなっていますね。若い頃が羨ましく思えるようになりましたが、気持ちだけは青春を続けたいものです。


コンドームメーカーの調査かバイアグラのメーカーの調査か忘れましたが、日本は諸外国と比べると夫婦間でのセックスの回数は非常に少ないようです。40代の夫婦で比較すると米国の夫婦が1ヶ月に4〜5回に対し日本の夫婦は1ヶ月に1〜2回だったと記憶しています。文化の違いなのか、食事の違いなのか、体力の差なのか、理由はわかりません。


もっとも諸外国並みにセックスをしろと言うことではありません。現代の夫婦と50年前の夫婦でも違いはあるでしょうし、友人同士で回数を競うこともないので「違うもんだね」くらいに考えてもらえればいいでしょう。


女性がどのように考えるかわかりませんが、男性にとって性に対する興味・意欲はこころの健康度を測るバロメーターと思われます。うつの程度をアンケート形式でチェックする質問紙がありますが、この質問項目の一つに性欲に関する質問があるのです。気持ちが落ち込んでいる時はセックスのことなど考えませんよね。


あなたのパートナーが、いつものセックスと様子が違った時には、うつの存在も可能性としてあることを知って欲しいのです。もちろん加齢に伴う体力・意欲の低下もありますし、糖尿病など病的なインポテンツの可能性だってあります。意欲はあってもペニスが言うことを聞かなければ、バイアグラなどのお世話にならなくてはなりません。


女性の性交痛も同様に、うつの可能性や加齢に伴う萎縮性膣炎などが考えられます。萎縮性膣炎では男性同様バイアグラなどの局所血流改善薬が効果的です。当薬局で扱っている“ストルピンM”も局所血流改善作用があることがわかっておりバイアグラと同じように勃起力低下や性交痛に使用できます。


性生活のことは例え医師であっても話しにくいことです。うつや糖尿病などの病気が隠れていることもありますから、さりげない確認法が医療側にも求められます。そしてある程度の改善策が薬局でも可能ですから勇気を出してご相談下さい。


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