昨日21日は末娘の通う小学校で卒業式がありました。娘は4月から6年生になり最高学年として新1年生を迎えることになります。4月の入学式には来年度PTA会長としての活動が始まり・・・。
薬や病気の話をするならまだしも、かしこまった話をするのは苦手ですね。私にとってはストレス以外の何物でもありません。当日は動悸を抑えるために”清心丸”を飲んで気を落ち着けようと考えています。
さて、ストレスは自律神経のバランスを崩します。適度に崩れるのは正常な反応なのですが、過度に崩れると日常生活などに支障が現れるようになります。胃や腸もストレスの標的になりやすく、腹痛・食欲不振・下痢・便秘・・・などの症状になります。
大腸の蠕動運動が傷害された場合、器質的疾患がなければ過敏性腸症候群(IBS)と呼ばれ、近年増加している疾患として注目されています。主な症状により、腹痛型・便秘型・下痢型・下痢便秘交代型とタイプ別に分類されます。
過敏性腸症候群の治療には症状に応じて使い分けられています。例えば腹痛に対し鎮痙剤、便秘に下剤、下痢に下痢止めのように。しかし混合タイプでは上手く調節できないこともありましたが、1〜2年前からセンイのような働きをする薬剤が使用されるようになり混合型でも比較的調節が容易になったようです。
過敏性腸症候群に対し漢方薬も有効性が高いことが、多数報告されています。当薬局でもハンゲシャシントウ・ケイシカシャクヤクトウ・ケイシカダイオウトウ・・・などで、回復させています。
ストレス社会と上手に付き合ってゆくには、ストレスを溜め込まないように上手い発散法を身に付ける必要があります。また少しの不調なら自律訓練法などで体調を戻すことも大切です。ハーブやアロマなどを生活に取り入れることも有効でしょう。漢方薬などの薬は最後の手段ですが、薬以外にもいろいろな対処法があることを知っておいて下さい。
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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局
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